kネット代表の植野が読売新聞の取材を受け記事掲載されました。

読売新聞 会えぬ長男今も胸に

読売新聞 会えぬ長男今も胸に

ある日、元夫の家に遊びに行った長男を迎えに行くと、ドアに「二度とこの家に近づくな」と張り紙がしてあった。その日から、長男と暮らすことができなくなった。13年ほど前のことだ。誕生日になると、小さかった頃の姿を思い出し、胸が締め付けられる。その後は元央の立ち会いで一度会ったきり。長男は今、18歳になった。同じようなつらい思いをしている人たちのためになりたいと、2009年に「共同親権運動ネットワーク」(kネット)を結成し、双方の親が子どもの養育にかかわっていける法律の制定を求め、社会に訴え続けている。

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「新聞記事を読んだ方からの応援メッセージ」

私は結婚も離婚もしていませんし、子供もいませんが、
記事を読んでものすごく心を動かされました。
というのも、私の両親も私が小学校に上がる前に離婚していて、
私は母に引き取られたからです。

しかし、私の場合は母が欧米人だったのもあり、
日本の「離婚したら相手の親には会わせない」という考え方が理解できず、
DVを受けていたにもかかわらず父と定期的に会わせるよう
家庭裁判で取りはからってくれました。

おかげで私は、父や兄と定期的に会うことができました。
当時はそれが普通だと思っていましたが、
周りの友達の話を聞くと「離婚後に父親と会っていない」とか
「会ったこともない兄弟がいる」といった話が普通で、

むしろ私は特異なケースなのだと知りました。

と同時に、夫婦の離縁で親子の縁まで切られてしまうなんて、
とても冷たい世の中だと思っていました。

今、私は母の家からも離れ、一人暮らしをしています。
人に実家を訊かれたら、父の家と母の家の二カ所を答えます。
残念なことに、私は父を父親らしいと思ったことはなく、
母が離婚したのは正解だったとも思っています。
けれどもし小学校以来父と会っていなかったら、そうは思っていなかったでしょう。
むしろ母を恨んでいたかもしれません。でも今は母に感謝しています。

親が離婚しているときくと大抵の人は
私を不幸な子供時代を送ったと先走って考えますが、
そんなことは絶対にありません! 
私はとても幸せでした。

離婚は賛成です。
でも、親に会わせないのは反対です。
よっぽどの理由がない限り、家族の縁を断ち切るなんてひどいと思います。
「会わせない方がいい」という考え方に共感できた試しがありません。
ですから、このような運動が行われていると実際に知って、とても感動しました。
親だけでなく、親に会いたい子供もこの運動を知るべきだと思います。

以上長くなりましたが、記事を読んでどうしてもお伝えしたくなったので、
メールさせていただきました。
共同親権、ぜひ実現させてください。
私も知人にこの運動を知らせたいと思います。応援しています。