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□■   kネット・メールニュース  No.103   
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              ★選ばなくっていい パパの家 ママの家

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 このメールニュースは、主に共同親権運動、親子引き離し問題
 についての情報を発信するものです。 2013年2月19日  
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【家庭裁判所に法の支配を/日弁連に人権の確立を】

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■今号のトピックス
1 「息子に会わせろ!」、42歳父親が巨大クレーン上に居座り 3日間
2 ハーグ条約関連ニュース

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┣☆┫1 「息子に会わせろ!」、42歳父親が巨大クレーン上に居座り 3日間
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http://www.afpbb.com/article/disaster-accidents-crime/crime/2928898/10305086

【2月18日 AFP】

フランス西部ナント(Nantes)で15日朝、
幼い息子との面会を禁じられた父親(42)が造船所の巨大クレーンの上によじ登り、
裁判所命令の撤回を求めた。

この父親は、裁判所命令が解かれるまでクレーン上に居座ると宣言しており、
「(息子の)ブノワはには2年も父親がいない」と書かれた
大きな横断幕を掲げたまま、17日になっても降りてくる気配を見せていない。

高さ43メートルのクレーンに登ったのは、
2006年に誕生した息子の親権を失ったセルジュ・シャルネ( Serge Charnay)さん。
息子を誘拐しようとしたとして面接交渉権も失っている。
親権をめぐる裁判所命令が「家族と自分の生活を崩壊させた」と訴え、
撤回を要求しているシャルネさんは、
クレーンの上から携帯電話のテキストメッセージで
「はっきりとした進展がない限り、ここにとどまる」と宣言。
3月28日の再審理が決まったことについて伝えられた後も
降りることを拒否しており、
その後、携帯電話のバッテリーが充電切れを起こしてしまったとみられ、
当局は交渉再開の方法を模索しているという。

一方、シャルネさんの友人でやはり2人の息子との面接交渉権を
要求しているニコラ・モレノ(Nicolas Moreno)さんも16日、
近くのクレーンに登って抗議したが、数時間後に降りた。
また東部ストラスブール(Strasbourg)でも17日、
シャルネさんらをまねたと思われる男がクレーンに登り、2時間にわたって抗議した。

シャルネさんらの抗議は、父親の権利保護を訴える団体
「SOSパパ(SOS Papa)」の承認を受けた抗議行動で、
ジャンマルク・エロー(Jean-Marc Ayrault)首相は
クリスチャーヌ・トビラ(Christine Taubira)法相と
ドミニク・ベルティノッティ(Dominique Bertinotti)家庭問題相に対し、
来週にも同団体との面会を命じた。(c)AFP

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┣☆┫1 ハーグ条約関連ニュース
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(1)読売新聞のインチキ・ネット投票、それでも賛成7割超

読売新聞のサイト「YOMIURI ONLINE」で
ハーグ条約についてのアンケートを実施しています。

「国際結婚が破綻し、一方の親が無断で子どもを国外に連れ去った場合、
原則子どもを元の国に戻すなどの「ハーグ条約」に関し、
日本は近く締結する見通しです。
家庭内暴力から逃げた子連れ帰国も多く、慎重論もあります。
ハーグ条約の締結に賛成(Yes)?反対(No)?」

http://sum.qooker.jp/O/jobBizYesno90/ja/sp1.html

前号でこのアンケートが世論誘導であることを指摘してから
賛成は増え続け、19日20:30現在で、
インチキアンケートでも賛成が7割を超えています。

以下のような賛成の意見が寄せられているようです。

===== 以下アンケートから賛成意見の一部を引用 ===== 

「本当のDVであれば、徹底的に調べればよいだけのこと。
本当であれば刑事罰にすればよいだけのこと。
うそをつけば、子の親権を失うなどすればよいのです。
悪用する人は親権がほしくて利用するのでリスクを
犯してまでうそはつかないでしょう。
反対の方は、本当にDVに苦しんでいるのでしょう。
このようにルールをきちんと決めればその方も救えます。」

「国際的な人権保障の枠組みから、
日本人と結婚した親子だけを排除するのは
差別だと思います。」

(2)報道「与党、ハーグ条約承認と関連法案了承」

■NHK2月19日
「自公 ハーグ条約承認と関連法案了承」
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130219/k10015626741000.html

■NHK2月18日
「ハーグ条約対応で支援拠点を整備へ」
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130218/k10015583771000.html

■北海道新聞2013年2月19日
ハーグ条約 子供の利益を最優先に(2月18日)
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/editorial/442358.html 

「大人の都合だけで子供が両親に自由に面会や交流ができない事態は異常だ。
条約加盟を機に、日本の親権のあり方についても考えたい。」

当たり前の意見ですが、一歩、踏み込んだ前向きなものです。

【『子どもに会いたい親のためのハンドブック』増刷決定!】

http://www.shahyo.com/mokuroku/life/feminism/ISBN978-4-7845-1489-2.php

青木聡・蓮見岳夫・宗像充+共同親権運動ネットワーク・編著
(A5 判並製/ 224 頁/定価: 本体1,700 円+ 税)

夫とケンカした際家を追い出され、その後子どもと会わせてもらえなくなった。
子どもを連れて妻が実家に帰ったきり戻ってこず、子どもとも会わせてもらえない。
夫婦間の関係はどうあれ、
それを理由に親子関係を絶つ権限が子どもを見ている親にあるわけではありません。
離婚後も、双方の親が子どもの養育の責任を引き続き担っていくことをめざして、
共同養育を模索するための手引き。

ご購入はこちらから
http://www.amazon.co.jp/dp/4784514899
http://honto.jp/netstore/pd-book_25473415.html

【「共同養育・面会交流」リーフレット配布】

共同親権運動ネットワークでは、
共同養育、面会交流の普及促進のために啓発のためのリーフレットを作成しました。

http://kyodosinken.com/wp-content/uploads/2012/11/menkai_leaf_2012%20knet_0104.pdf
http://kyodosinken.com/wp-content/uploads/2012/11/menkai_leaf_2012%20knet_0203.pdf

ご活用いただくとともに、関係機関への配布を行っています。
配布にご協力いただけるかたは、共同親権運動ネットワークまでご連絡下さい。
こちらから必要な枚数(10枚から)をお送りいたします。
また、離婚時の取り決めだけでなく、調停や審判、裁判でもご活用ください。

お問い合わせは以下
TEL 03-6226-5419
FAX 03-6226-5424
Eメール info@kyodosinken.com(kネットリーフレット配布係)

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★編集部後記
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共同親権であろうがなかろうが、
裁判所の判断次第で会えない親が出るのは当たり前。
自暴自棄になるより、クレーンに登って、
首相に交渉を促すほうがよっぽどいい。
そうなる前に裁判所も政府も話を聞くべきだった。
それは日本でも同じこと。(宗像)

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