3月12日、日弁連交渉を8人で15階ロビーで行いました

弁護士会館前でマイクアピールとチラシ配り

弁護士会館前でマイクアピールとチラシ配り

それに先立ち弁護士会館前でマイクアピールとチラシ配りをしました。
昼休みの弁護士会館前は受け取りはよく、受け取ってチラシを読みながらアピールを聞いている人も何人かいました。

チラシPDFはこちら

交渉では、事務次長の鈴木啓文さん、菅沼友子さんに応対していただきました。
冒頭、kネットから毎回ロビーで対応されることについて疑問を出しました。
鈴木さんからは、部屋が埋まっていること、人数がこんなにいるとは聞いていないので、前回のことを想定していたと回答がありました。
前回は2人で行ったのですが、2人以下だと日弁連ではロビー対応になるようです。

いつまで続ける? ダブルスタンダード

いつまで続ける? ダブルスタンダード

私たちの会からは、
ハーグ条約について日弁連が出した意見書についてあえて、国内法への適用がないように言ったこと、実施に3年の周知期間を言ったこと、についてこれは、連れ去り・引き離しの解決を求めている私たちやその親子への差別であり、問題の先送りの積極的提言は、法律を扱う専門団体として問題ではないのか、連れ去り・引き離しは人権問題として認識しないのか、と問いただしました。

内部で意見がまとまらなかった、国内法については何も言っていない、と菅沼さんからは説明がありました。
日弁連は3年間の間にすべき積極的な対応策を何ら示していないのでむしろ積極的に問題の先送りをアピールしたことは意見書を読めば明らかです。
内部で意思一致ができないことは、日弁連という団体の問題です。
一方、団体として出した意見に責任ある対応を示すのは社会的な問題です。

今回、私たちの意図は持ち帰って伝えると満足な答えは得られませんでした。
日弁連は書面での回答を用意していたようでしたが、今回の申し入れの内容を反映した回答をあらためて求めたいと伝え、受け取りは拒否しました。