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□■   kネット・メールニュース  No.133
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★選ばなくっていい パパの家 ママの家

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 このメールニュースは、主に共同親権運動、親子引き離し問題
 についての情報を発信するものです。 2013年9月10日
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【家庭裁判所に法の支配を/日弁連に人権の確立を】

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■今号のトピックス
1 まだやるか!! 裁判官の人質取引・塚田奈保編
2 公正な調停運営を求める要望書 
3 「息子が誘拐された。犯人は妻だった。」

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┣☆┫1 まだやるか!! 裁判官の人質取引・塚田奈保編
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かつて他の家裁に比べて引き離し率が高かった
ブラック裁判所、さいたま家裁。
いまだに子どもの福祉ではなく
同居親のワガママのための人質取引を繰り返しているようです。
人質取引という犯罪によって
FPICに利益誘導される実態が寄せられています。

裁判所の思考は、
頻回な取り決めをしても
同居親が嫌がれば無理、というものですが、
いつまでもこんな思考では、最高裁による間接強制の
決定も意味がありません。
そういう場合は会わせない親からのもとから
監護権を変えるしかありませんが、
この事例は、監護権を裁判所が確定させて、
連れ去りにお墨付きを与えた悪例です。

http://kasaicheck.seesaa.net/

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塚田奈保裁判官(大阪地裁、元さいたま家裁)編

2012年11月、
妻が8カ月になる息子を妻の実家に連れ出した後、
Jさんは妻から離婚を切り出された。
妻には弁護士がつき、
相手方弁護士は裁判以外では交渉に応じないとJさんに言ってきた。
子どもに会えなくなったJさんは、
さいたま家裁に面会交流の申し立てをし、
妻は離婚と婚姻費用の調停と、監護権の仮処分の審判を
申し立てた。

2013年の2月に第一回目の調停が開かれ、
途中話し合いもないまま、
2時間待たされた末に出てきた塚田は、
監護権の話をまず進める、とJさんに言った。
相手方は、子どもを会わせると連れ去られる恐れが
あるから会わせられないと言ったが、
塚田らは、それは否定した。

2週間後、監護権のみを決める審判が開かれ、
面会交流の調停は4月に先送りにされた。
塚田は、監護権を争えば半年以上かかるし、
それが決まってからでないと、面会交流の
話はできないと、法の知識のないJさんを騙し、
職権を乱用して、人質取引を主導した。

Jさんは面会交流の調停を先に申し立てたのは
こちらだし、それはおかしいと反論したが、
塚田は応じなかった。
面会交流の調停は2か月に1回のペースで入れられることを
伝えられ、調停が不成立で審判になればその間
子どもに会えない、と塚田らはさらにJさんを脅した。

妻の弁護士は月に1回FPIC(家庭問題情報センター)を
介してであれば、子どもを会わせると人質取引をした。
Jさんは、子どもに早く会うために条件に応じた。
結局、Jさんは監護権を相手に認め、
3月から子どもと会えるように妻側と取り決め
調停が成立した。

なお、妻の側がFPICを主張したため、
費用は妻側が持つようにJさんは言ったが、
結局、取り決めでは費用は折半にさせられた。

FPICを介した面会交流では、
子どもとの取り決め通りの十分な交流の時間が確保されていない。
現在は離婚裁判中だが、
Jさんは8月にあらためて面会交流の調停を申し立て
月に2回の面会交流を求めている。

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┣☆┫2 公正な調停運営を求める要望書 
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相手の欠席に対し、
裁判所が常識的な対応をしなくて
被害が拡大した人は多いはずです。
面会交流の調停は、欠席すればするほど有利になります。
もう一つの関東のブラック裁判所、千葉に
メンバーが要望書を提出しました。

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千葉家庭裁判所家事部 御中
2013年9月7日

 いつも子どもたちの未来のためにご尽力くださり、ありがとうございます。
 千葉家裁家事部で調停が継続しております宗像と申します。
去る9月3日、相手方の決定不履行に伴い、
私が申し立てた調停(7A係)で、当日出席したところ、
相手方の欠席を伝えられました。理由を尋ねたところ、
「都合がつかない」と口頭で調停委員より伝えられております。
相手方に理由を聞かなかったのかと聞きましたが、聞いておりませんでした。

 後日、担当書記官に問い合わせたところ、
欠席については事前に書面で裁判所に伝えられていたそうです。
1回目については申立人の話を聞くために、
相手方不在でも開けるとの担当者の説明で
それは裁判所の慣行ということでした。
調停とは相手と話し合うために法によって定められた手続きです。
当日話し合いはできないというなら、
事前にその理由を申立人に伝えるべきです。

 また実際に話し合いが不可能なのかどうか、
相手方に適切な説明を求めて出頭を促し、
申立人の納得を求める努力をしなければ、
中立公正な斡旋とは言えません。
またそれは適切な手続きを求めて、
話し合いのために時間をつくって赴く
利用者に対する最低限のマナーです。
そのことについては、担当者もすでに不適切と認めております。
欠席を容認しておいて出頭を促すなら、
一度は理由がなくても欠席できると
利用者に教えているようなものです。

 実際に過去これ以外に2回の調停で、
「不適切な対応」を何度も私は受けています。
裁判所がそうしてもよい、と指導してきたからです。
同様の慣行が他の当事者に対してもなされていることが伺えます。
「都合がつかない」という理由を放置して
話し合いの機会を設ける努力を最初から放棄することは、
法を尊重した適切な税金の使途とは言えません。

 特に面会交流の調停では、
分離の期間が長引くことで別居親に対する
子どもの拒否感情が高まる可能性が高く、
そのことは以後の面会交流を著しく困難にします。
背景に子どもを持っている側の感情を害しては
面会交流がうまくいかない、
という裁判所の考えがあるなら、
それは適切な介入の機会を逸し中立性を損なうだけでなく、
子どもを使った人質取引を容認して、
別居親子の関係への同居親の介入を
恒常的に許すことにつながります。

念のため付言しておきますが、
当事者としての適切な手続き保障を目的とする家事事件手続法や、
子どものために事前に面会交流の取り決めをするべきであるとする、
民法766条改正の趣旨を反映すれば、
このような片方の側が作り出した事情を背景に、
一方の側に泣き寝入りを強いることは許されないことです。
 法施行後1年以上が経過しています。

中立性を担保し、
より利用者の期待に答えることができる迅速かつ適切な斡旋ができるよう、
裁判所の不適切な慣行をあらためてくださいますよう、お願いいたします。

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┣☆┫3 「息子が誘拐された。犯人は妻だった。」
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10月26日にポスターアピールのための
パネルディスカッション・パーティーを開催します。
詳細に関しては、追ってお知らせいたします。

 

ポスター「息子が誘拐された犯人は妻だった」

日時 10月26日(土)13:00~17:00
場所 東銀座313ビル8階セミナールーム

*参加者にポスター「「息子が誘拐された犯人は妻だった」と
堀尾英範著『子連れの離婚をする前に』を配布いたします。

(イベントの収益はポスターの製作経費に当てます)

内容 
■第一部 
パネルディスカッション「共同親権に気づいた私たちの変革」

パネラー
・木戸寛行
(コピーライター、ポスター「息子が誘拐された犯人は妻だった」を製作)
・堀尾英範
(医師、『子連れの離婚をする前に』著者、
ブログ「堀尾の保険学」で共同親権を日本に紹介)
・原健二郎
(チャイルドネット株式会社社長、
「みんなの子どもを社会で育てる」会社を設立)
・杉山程彦(弁護士、裁判で連れ去り・引き離しの違憲性を問う)
進行
  宗像充(ライター、kネット運営委員、
『子どもに会いたい親のためのハンドブック』著者)

■第二部 
 スイッチパーティー(ワンドリンク、軽食付き)

【「共同養育・面会交流」リーフレット配布中】

共同親権運動ネットワークでは、
共同養育、面会交流の普及促進のために啓発のための
リーフレットを作成しました。

http://kyodosinken.com/wp-content/uploads/2012/11/menkai_leaf_
2012%20knet_0104.pdf
http://kyodosinken.com/wp-content/uploads/2012/11/menkai_leaf_
2012%20knet_0203.pdf

ご活用いただくとともに、関係機関への配布を行っています。
配布にご協力いただけるかたは、
共同親権運動ネットワークまでご連絡下さい。
こちらから必要な枚数(10枚から)をお送りいたします。
また、離婚時の取り決めだけでなく、
調停や審判、裁判でもご活用ください。

お問い合わせは以下
TEL 03-6226-5419
FAX 03-6226-5424
Eメール info@kyodosinken.com(kネットリーフレット配布係)

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★編集部後記【やめてよね! 片親排除法制】

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日本の家庭裁判所には2種類の裁判官がいる。
一つは「悪い裁判官」、もう一つは「もっと悪い裁判官」
たまに「いい裁判官」がいるような気がします。
でもそれは幻想です。なぜならそれはただの
「フツーの裁判官」だからです。(家裁監視団)

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