パネラー左から木戸、堀尾、原、杉山

パネラー左から木戸、堀尾、原、杉山

11月17日、台風の接近のため
1月延期していた、スイッチパーティーを銀座のセミナールームで開催した。

今回の企画はクリエイティブ・ディレクターの木戸寛行さんが、 ポスター「息子が誘拐された。犯人は妻だった。」の制作を
kネットに持ち込み、実現した。
4人の父親たちが、それぞれの立場から社会の転換について語った。

木戸さんは、
「子どもにどういう状態で何があったか残したかった」
とポスター制作の動機を説明。
「子どもに世界を紹介したい」と今後の活動について意欲を示した。

関西から駆け付けた堀尾英範さんは、翻訳を中心に、『子連れの離婚をする前に』を自費出版で刊行。
「日本で共同親権に必ずなる」と述べ、調停で提出する書類をあらかじめ会で用意しては、と具体的な対策を提言。
今回著書は、ポスターとともに来場者に配られた。

原健二朗さんはパイロットから転身して起業。
子どもが大事にされる社会を実現するために保育事業など子育て支援に取り組む。
「真実を発信するのが大事」と自身の体験に基づいて発言した。

弁護士の杉山程彦さんは「自分も法曹界の慣行に毒されていて、離婚したら子どもとは会えないものだと思っていた」と体験を語った。
kネットや運動と出会う中で、共同親権の考えを知り、名前、顔出しをするように。
面会交流は人権。
権利としては憲法13条や14条、25条、31条などにかかわると法律家の立場で解説した。

ポスターを前に原、杉山、コーディネーターの宗像

ポスターを前に原、杉山、コーディネーターの宗像

その後も会場との討論では、学校への訪問の仕方や児童相談書への対処等、具体的な方法について、活発に意見交換された。

ゲストとして新宿で心理相談室を開設したばかりの棚瀬一代さんも発言。
ペアレンティングコーディネートの実際について解説した。

来場者は30人ほどで、記者の取材も。
パーティーでは、あちこちで話の輪ができた。
なお、チケットを購入されて、来場されなかった方には近日中に
ポスターと本を郵送します。
(2013年11月17日 宗像 充)

 

 

 

棚瀬一代さんのゲスト発言

棚瀬一代さんのゲスト発言