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□■  kネット・メールニュース  No.171
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「家庭裁判所に法の支配を。日弁連に人権の確立を。」

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 このメールニュースは、主に共同親権運動、親子引き離し問題
 についての情報を発信するものです。 2014年2月8日
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■今号のトピックス
1 2.20 親子断絶防止法制定を求める院内集会
2 2月16日、kネット総会・討論会2014
3 手続き無視してもヒラメ君、石田浩二裁判官(横浜家裁相模原支部)
4 3月1日~2日、第2回共同親権運動全国交流会
5 インフォメーション 

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☆『子どもに会いたい親のためのハンドブック』好評発売中!】☆彡
http://www.shahyo.com/mokuroku/life/feminism/ISBN978-4-7845-1489-2.php

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┣☆┫1 2.20 親子断絶防止法制定を求める院内集会
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kネットも協力しています。

多くの方の参加をお待ちしております。
事前の申し込みが必要です。以下から。

予約申し込みフォーム:https://ssl.kokucheese.com/event/entry/146488/ 

この院内集会は、国会議員、秘書、マスコミに対し、
別居時の子どもの連れ去り、
その後の引き離しによる親子断絶の現状を理解頂き、
特別法の制定につなげる勉強会です。

日時:2月20日(木) 16時45分開始 18時00分終了予定

   16時より、衆議院第一議員会館1階ロビーで入館証を配布します。
   セキュリティチェックを通らずにお待ちください。

会場:衆議院第一議員会館 B1大会議室

最寄り駅出口からのアクセス
1.国会議事堂前[3](5分) 2.永田町[1](5分) 3.溜池山王[8](8分)
http://bb-building.net/tokyo/deta/459.html

【プログラム】
①院内集会開会あいさつ(目的)等  主催全国連絡会から
②ご挨拶: 国会議員による挨拶
③講演(30分): 棚瀬一代先生(神戸親和女子大学発達教育学部客員教授)
④質疑応答: 国会議員(秘書)の方からの質疑応答となります。
⑤要望書提出: 主催全国連絡会から要望書を国会議員に提出いたします。

※当事者に発言や質問をいただく機会はありませんが、何卒ご理解ください。
参加申し込み時に頂きました国会議員へのメッセージは集約して提出させて頂きます。

会費:1000円(資料代等)
定員:100人(予定)

主催:親子の交流断絶防止法制定を求める全国連絡会(親子新法連絡会) 
2.20院内集会実行委員会
http://special-law.info/index.php

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┣☆┫2 2月16日、kネット総会・討論会2014
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フランスからフランスの父親たちの運動について、
長野から白馬村裁判の報告があります。

立法化のための前夜祭です。
単独親権制度を変えるために結集ください。

ハーグ条約の加盟、法施化、家裁の決定の詳細化
……私たちが変えてきたものと、取り組まなければいけないこと、
よく話し合わなきゃね。

★総会 会計報告、活動報告・方針
 時間 14:00~15:00
☆討論会「民法改正に向けて、乗り越える課題」
 時間 15:30~17:30
 発題・報告
    宗像充(kネット)「家庭裁判所の正体」
 内田修(フランス在住kネット会員)
 「フランスの父親の運動、ハーグ条約の加盟で変わること」
   堤則昭(親子ネットNAGANO)
   「白馬村住民登録拒否裁判で問うもの」
   長田政江(kネット)
   「片親排除で祖父母のかかえる問題」

場所 東銀座313ビルセミナールーム(東京都中央区銀座3-13-10)
   最寄り駅 地下鉄「東銀座」駅徒歩3分、「銀座」駅徒歩10分

終了後懇親会予定

■主催 共同親権運動ネットワーク
連絡先 03-6226-5419  info@kyodosinken.com

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┣☆┫3 手続き無視してもヒラメ君、石田浩二裁判官(横浜家裁相模原支部)
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上ばっかり見ていて、
自分の頭で考えない裁判官のことを「ヒラメ」と言います。
最高裁は、「ヒラメ裁判官はいらない」と言ってますが、
ヒラメの養殖をしてきたのは最高裁なので、
生け簀をとっぱらって、荒海に魚たちを放さない限り、
私たちははまずいヒラメばかりを食わされ続けます。

横浜家裁相模原支部の石田裁判官が、
最高裁の決定を理由に手続きを一方的に打ち切った事例です。

裁判員や参与員などで、都合のいい市民の意見だけ
取り込もうとして反発をくらうより、
裁判官が、研修で市役所の市民相談窓口に2年くらい
出向でもしたほうがいいんじゃないでしょうか。(家裁監視団)

http://kasaicheck.seesaa.net/

【石田浩二裁判官(横浜家裁相模原支部)編】

Lさんは、2009年4月、
妻が当時4ヶ月の息子を連れて実家に
帰ったことで子どもと会えなくなった。
Lさんは、子どもと会うために、裁判所で調停・審判を経て、
離婚裁判で2013年5月に最高裁の決定が出て、
親権は元妻となった。

最高裁の決定が出る以前の2013年1月、Lさんは
子の引き渡しの調停を申し立てた。
ところが、石田は最高裁での結果が出たことをもって、
「この調停は最高裁で決まったのでこれ以上はできない。
審判になる」
とLさんに言った。
離婚裁判と調停手続きは独立していているし、
調停は話し合いなので、
最高裁の決定が出たからといって
審判に移行する理由にはならない。
Lさんは、
審判に行っても結果がわかっていたので調停を取り下げた。

またLさんは以前の調停や審判で担当していた納谷肇裁判官に
「審判を申し立てることができるが、こんなものは、
審判手続きに移行したとしても、申し訳ないが結果は明らかであり、
簡単な理由で却下になると思います」などと言われたので、
裁判所不信になっていると石田に伝えた。

http://kasaicheck.seesaa.net/category/9110447-8.html

「石田裁判官もそういうことを言っているんですか」
とLさんが言うと、石田は
「そういうことを言っているわけじゃないし、
私は納谷裁判官なんか知りません」
と答えた。
Lさんが調べてみたところ、
石田は納谷と同期の司法修習生だった。

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┣☆┫4 3月1日~2日、第2回共同親権運動全国交流会
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今年は湯のまち・別府

昨年に引き続き、別居親たちの全国交流会を開催!
今年はkネット九州のメンバーのおかげで、大分で開催決定。
各国の共同親権事情に詳しく、引き離し問題に長年
取り組んでこられた弁護士の中村多美子さんにお話いただきます。

1日(土)
全国交流会 13:00~15:00(各地の取り組み等)
講演    15:30~17:30
 中村多美子さん(弁護士、日弁連家事法制委員会)
『弁護士から見る離婚後の親子関係の現状と課題 その解決方法』
離婚後の同居親と別居親の心理的葛藤状況(双方にそれぞれの正義など)や
海外の共同親権共同養育状況サポート状況との比較、
狭間にいる子どもたちの状況等、
弁護士から見た問題点とその処方箋をお話します。

参加費 500円
*終了後懇親会

2日(日)
学習会と意見交換 10:00~12:00(各地の裁判所の現状等)
「みんなで変えよう! 家庭裁判所」
報告 宗像 充(kネット運営委員)
・会場 大分県別府市野口ふれあい交流センター
(大分県別府市野口元町12-43)
・問い合わせ(人数を把握するため事前に申し込みください)

■九州の方
→kネット九州 080-5208-8797(宮原)
 itumo.itumademo.oyako@gmail.com

■それ以外の地域の方
→kネット 03-6226-5419 info@kyodosinken.com

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┣☆┫5 インフォメーション 
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(1)親の離婚を経験した子どもについての研究

インターネット上に三重大学の研究者の論文が公表されています。

■野口康彦、櫻井しのぶ
「親の離婚を経験した子どもの精神発達に関する質的研究
親密性への怖れを中心に」

http://miuse.mie-u.ac.jp/bitstream/10076/10348/5/AA113538240110004.pdf

(2)堀尾の保険学、CAFCASSのパンフ

現在、家裁と密接な関係のある学者や団体、弁護士を中心に、
当事者の支援機関や仕組みをつくろうという動きがあります。

取り組み自体は善意から出たものでしょうが、
一番の問題は、法律村関係者のみから構想されるシステムは、
「当事者支援」ではなく「家庭裁判所支援」に
なりかねないということです。

特に調査官出身者は、
子どものための調査レポートではなく、
家裁で裁判所の意向に沿ったレポートを
作る訓練を受けてきており、
裁判官はそれを書き写すだけです。

この方たちが、裁判所外で行政や民間と
人事交流をしながら
独立して仕事をすることができない限り、
子どものための支援は程遠いと思います。

イギリスの機関は独立していますが、
そのパンフです。

http://blogs.yahoo.co.jp/horio_blog/MYBLOG/yblog.html

英国の政府組織CAFCASS
「子どもや家庭の裁判についての助言と支援のサービス」
(Children and Family Court Advisory and Support Service)が
作成した「子どものための時間Time for Children」
というパンフレットがあります。
「子どものための時間」とは、「面会交流」のことです。
CAFCASSの職員は、
日本の家庭裁判所の調査官と似た仕事をしていますが、
CAFCASSは裁判所からは独立しており、
両親や子どもへ積極的な情報提供を行っています。(以下略)

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子どもの授業参観に行ってきた。
裁判所の決定を無視し続けている元妻とその夫も来ていた。
お互いの感情はさておき、
親どうしが別れても、両方の親がこうやって
授業参観に出たりするのはそれはそれで素敵なこと。
参観後の懇談会にも出てきた。親だからね。(宗像) 

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