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□■  kネット・メールニュース  No.186
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「家庭裁判所に法の支配を。日弁連に人権の確立を。」

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 このメールニュースは、主に共同親権運動、親子引き離し問題
 についての情報を発信するものです。 2014年4月25日
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■今号のトピックス
1 kネット・ちょこっと講座 「共同養育とアメリカの男性運動」
2 井戸田潤が安達祐実に怒る「娘が片親引き離し症候群になる」
3 裁判官出身者、盗撮
4 ハーグ条約関連情報

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☆『子どもに会いたい親のためのハンドブック』好評発売中!】☆彡
http://www.shahyo.com/mokuroku/life/feminism/ISBN978-4-7845-1489-2.php

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┣☆┫1 kネット・ちょこっと講座 「共同養育とアメリカの男性運動」
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子どもに会えなくなった上に、
日本の高名なフェミニストたちから
素敵に嫌われてきた会えない親たち。

そんなに男が子育てにかかわるのは癪に障るのでしょうか。

アメリカでも、父親の権利運動とフェミニズムが
対立も含めてともに運動を進めてきた歴史があります。
彼の地の状況を紹介してもらいます。

日時 2014年5月10日(土)午後5時~6時
場所 国立公民館中集会室
お話 佐藤一郎さん(ウィスコンシンスタウト大学留学経験有)
参加費 無料
主催 kネット
*終了後、同場所で運営会議があります。

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開催前に
「くにたち交流会」あります。(場所注意)

日時 2014年5月10日(土)14:00~16:00
場所 国立市スペースF

http://spacef.exblog.jp/i2/

参加費 200円(直接会場にお越し下さい)
主催 kネット(担当・宗像)
連絡先 03-6226-5419     
info@kyodosinken.com

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┣☆┫2 井戸田潤が安達祐実に怒る「娘が片親引き離し症候群になる」
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芸能界でも片親引き離しの知識が普及してきました。

■NEWSポストセブン4月18日
井戸田潤が安達祐実に怒る「娘が片親引き離し症候群になる」

http://news.biglobe.ne.jp/entertainment/0418/sgk_140418_8371162882.html

 4月3日にスタートした新ドラマ『トクボウ 警察庁特殊防犯課』
(日本テレビ系)や、
前クールの『明日、ママがいない』(日本テレビ系)に出演し、
女優として絶好調な安達祐実(32才)。

 そんな安達に対して、怒りを露わにするのが
前夫のスピードワゴン・井戸田潤(41才)だ。
3月14日に出演したラジオ番組でこう明かしている。

「私みたいに、愛する娘からチョコをもらったにもかかわらず、
いろいろな都合でホワイトデーにお返しできない」(略)

井戸田が危惧する“片親引き離し症候群”とは? 
大正大学人間学部臨床心理学科・青木聡教授が言う。

「片親引き離し症候群とは、子供が片方の親から、
悪口などを聞かされたり、交流を断絶されることで、
もう片方の親との交流を拒絶するようになることです。
虐待やDVといった正当な理由もなく、
片親から子供を引き離して育てると、
子供の精神発達に自己肯定感の低下やアイデンティティーが
確立できないなどの悪影響が出てきます。
ですから、両親が離婚しても、
子供には自由に両方の親と会えるような
状況を整えてあげなければならないのです」
※女性セブン2014年5月1日号

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┣☆┫3 裁判官出身者、盗撮
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最近、裁判官とその出身者のこの手の犯罪が多いような気がします。
組織として相当限界なんでしょう。

■時事通信2014年4月23日
法務省幹部、盗撮容疑で送検へ
=裁判官出身、女子トイレにカメラ―警視庁

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140421-00000040-jij-soci

 法務省内の女子トイレにカメラを置いて盗撮したとして、
警視庁は21日までに、東京都迷惑防止条例違反の疑いで、
裁判官出身で法務省幹部(50)の男を書類送検する方針を固めた。
捜査関係者への取材で分かった。
 捜査関係者によると、男は3月、
東京都千代田区の法務省内の女子トイレにカメラを設置し、
盗撮した疑いがある。
 男は同庁の任意聴取に対し、容疑を認めているという。
カメラには盗撮のデータが残っていた。
 法務省は「庁舎内で盗撮を疑わせる事案があったのは事実。
建造物侵入容疑で警視庁に被害届を出した。
捜査中なのでそれ以上、コメントできない」としている。
 
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┣☆┫4 ハーグ条約関連情報
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条約批准で報道が増えてきました。

ただし、マスコミも裁判所と同じ前例踏襲なので、
地方紙でつっこんだ記事が出ても、
在京キー局や大新聞が同じような判例を出すまで時間差があります。

ちなみに、やる気のある地方紙は、
曲がりなりにも国内の子の奪い合いとハーグ条約を関連付けて
説明し始めましたが、
「上級審」の判例は、
ハーグ条約は言っても国内問題に触れない、
というのが多いです。
世が乱れるんでしょうね。

■NHK くらし☆解説2014年4月25日 
「子どもの奪い合いを防ぐために ~ハーグ条約~」
出石 直 解説委員
http://www.nhk.or.jp/kaisetsu-blog/700/186326.html

■北海道新聞2014年4月19日
ハーグ条約発効 在外公館も積極関与を(4月13日)

http://www.hokkaido-np.co.jp/news/editorial/532985.html

■西日本新聞2014年4月23日
ハーグ条約加盟 国内の連れ去りにも目を

http://www.nishinippon.co.jp/nnp/syasetu/article/83957

ハーグ条約加盟 国内の連れ去りにも目を
2014年04月23日(最終更新 2014年04月23日 10時39分)

子どもを奪われた親が返還を申し入れると、
相手国は子を捜して両国が面会や返還をあっせんし、
当事者間で解決を促す。
対立が続けば裁判所の返還命令を経て子どもを元の国へ返さなければならない。
虐待など危害が及ぶ恐れがあるときは、返還を拒否できる。

 ただ、日本人女性の場合は家庭内暴力(DV)が原因で
子どもと一緒に帰国することも多く、
関係者には「逃げ場がなくなる」と危ぶむ声もある。
家族間の問題を一律のルールで解決するのが難しい例も想定される。
政府は国内外の支援態勢を充実させるべきだ。

 同時にまた、国内の問題にも目を向ける必要がある。
日本では一方の親が子どもを連れて家を出ても原則的に罪には問われず、
養育をめぐる深刻なトラブルに発展する事例も少なくないからだ。

 家庭裁判所の調停や審判でも、
連れ去って一緒に暮らしている方の親が親権
を得る場合が多いという。
こうした現状は、やはり何らかの改善を図るべきだろう。

 背景にあるのは親権の問題だ。
欧米諸国の多くが離婚後も子どもの成長に両親が
責任を持つ「共同親権」の考え方を採用しているが、
日本は一方の親だけに認める「単独親権」になっている。

 欧米との親権制度や家族観などの違いが
国際結婚の破綻をめぐるトラブルの要因とも指摘される。
ハーグ条約加盟を契機に、DVや虐待から守る態勢を整えた上で、
子どもの健全な成長を第一に考える方策を検討していきたい。

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国内の親権問題に触れるのはいいですが、
子どもといっしょに帰国するのは何も日本人女性だけではありません。
ちなみに親は帰国でも子どもは出国です。

「家族間の問題を一律のルールで解決するのが難しい」
けど「連れ去り得」はよくない、なんて
ちょっと何が言いたいのかよくわかりません。

現在の日本国内のルールは「実効支配」で
このルールは家族間の問題で「例外なく」適用されています。
もちろん、奪い合いや片親疎外などの子への虐待の原因となりますし、
直接の配偶者間暴力のきっかけにもなります。
子どもは元いた家に帰宅できません。

このルールを変えたくない人が
「一律のルールでの解決」に反対してきたのはご存じのとおりです。
カラクリは明らかですが、騙された気になっても
マッチポンプの議論からは抜けられません。

■RAFU SHIMPO 2014年4月25日
ハーグ条約:弁護士が詳細説明会

http://www.rafu.com/2014/04/%E3%83%8F%E3%83%BC%E3%82%B0%E6%9
D%A1%E7%B4%84%EF%BC%9A%E5%BC%81%E8%AD%B7%E5%A3%AB%E3%81%8C%E
8%AA%AC%E6%98%8E%E4%BC%9A/

ハーグ条約:弁護士が詳細説明会
日本も加盟「正しい知識を持って」

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正しい知識を持ってから、ハーグ条約の議論をしてほしかったですよね。

■NHK2014年4月16日
離婚家族の面会交流を考える

http://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20140412/3475641.html

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ぼくが当事者になったとき、
「継続性の原則」なんてインチキ用語は使わなかった。
最初から「実効支配」と言ってきたし、
「ジャングルの掟」と呼んできた。
このルールは例外ない「一律のルール」なんだけど、
法律家たちは疑問のかけらも持ってなかった。
いまだにこんなインチキ法律用語を
当事者がどうして好んで使うのか意味不明。
王様たちは裸なんだけどね。
わざわざタオルを投げる必要ないよ。(宗像)

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