□■■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□
□■  kネット・メールニュース  No.205
□■■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□

「家庭裁判所に法の支配を。日弁連に人権の確立を。」

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
 このメールニュースは、主に共同親権運動、親子引き離し問題
 についての情報を発信するものです。 2014年8月12日
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/

■今号のトピックス
1 絶望の家庭裁判所
2 夏期セミナー終了【石井英夫、石井さやか弁護士の場合】
3 朝日新聞養育費報道、波紋続く
4 養父の面会交流義務を問う裁判、9月5日開始
5 白馬村裁判情報

_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/

★白馬村・住民登録拒否裁判とは
http://back2hakuba.mygarden.jp/

┏┏┳────────────────────────────
┣☆┫1 絶望の家庭裁判所
┗┛┻────────────────────────────

kネットでは秋に講演会を行います。

 ===== ===== ===== =====

家庭裁判所が共同養育を受け入れないわけ

今年4月、ハーグ条約が発効しました。
子どものために双方の親が養育に引き続きかかわることを
前提にした条約が、日本国内でも適用されています。
開国を求める条約加盟の議論のうねりによって、
国外の離婚後の子育ての実態やDV被害者支援の現状、
裁判所が本来果たすべき役割が、鎖国日本にも伝わりました。

法律家たちは、さまざまな開化案を打ち出そうとしています。
しかし、単独親権を堅持するため、
数えきれないほど多くの子どもたちから親を奪ってきたのもまた、
彼ら「法律ムラ」の住人です。

単独親権を脱するのに乗り越える課題は何なのか?
男は金稼ぎ女は子育てという伝統的意識、DV被害者支援の懸念、
そして裁判所の官僚機構、
……タブーなき議論を、私たちとともに!

日時 10月5日(日)午後1時15分開場、1時半開始~4時半終了
場所 東京ウィメンズプラザ第一会議室
東京都渋谷区神宮前5-53-67(裏面に行き方)

■講演
杉原里美  「共同親権~記者から見た可能性」
瀬木比呂志 「家庭裁判所の闇」
ほか、家裁監視団の報告等
参加費 1000円(事前申し込み不要。直接会場にお越しください)

杉原里美
朝日新聞記者(社会部教育班)、
日本の別居親の運動が活発化した当初から、
別居親子の問題を取り上げる。
ハーグ条約加盟の議論時には、アメリカに行って現地取材を行う。

瀬木比呂志
明治大学法科大学院専任教授、元裁判官、
著書に『絶望の裁判所』(2014年現代ビジネス)、
最高裁中枢を知る元エリート裁判官の告発が話題を呼ぶ。

■主催 共同親権運動ネットワーク 
T03-6226-5419 メール contact@kyodosinken.com

┏┏┳────────────────────────────
┣☆┫2 夏期セミナー終了【石井英夫、石井さやか弁護士の場合】
┗┛┻────────────────────────────

毎回盛況の子どもに会いたい親のための夏期セミナー。
延べ50人以上の参加者で、毎回活発な意見交換が行われました。

最終日の9日のテーマは、
「味方を増やそう」支援者・弁護士活用法

いまだに面会交流が同居親の義務だということが
理解できていない、弁護士の知識不足の弊害が講師陣から
指摘されました。

【石井英夫、石井さやか弁護士の場合】

会場では千葉県の石井英夫と石井さやか
両弁護士の「通知書」が紹介されました。
実施されてきた面会交流が一時途絶えたため、
父親の側は弁護士を立てて、損害賠償の慰謝料請求裁判を
提起しました。
子どもの学校行事にも参加し、学校側と普通に話していた上、
面会交流の期日通知や、礼状の送付、子育てでの配慮点などは
別れた後もこれまで5年近く普通にやってきたため、
裁判提起後も続けていました。

ところが、石井両弁護士は、それらの手紙の送付を
やめるように父親の弁護士に要求。
理由が、
「信頼関係が破壊され、今後の面会交流が円滑に進まなくなる恐れ」
でした。
礼状の送付を不快に感じれば、
子どもから親を奪う権限があたかも同居親にはあるかのようです。
母親に挨拶することまで弁護士の許可を得てやれと
言っているようなものです。

この両弁護士は、父親が弁護士を立ててない
別の間接強制に関する裁判の通知を母親に送ることまで、
この件では代理人ではない父親の弁護士に静止を求める、
という明らかに根拠不明の書面まで送っていました。

実際、この父親は相手方が面会交流の提案には誠実に答える、
という合意書を持っていたので、夏休み中の交流を求めましたが、
両弁護士は、
「実施しないことにする」という回答をよこしていました。
子どもの親を親扱いしないどころか、
自身が裁判所であるかのような法律家の態度はちょっと驚きです。

共同養育のサポートをするのが代理人の役目というのが
まったくわかっていない一例でした。
知識のない代理人がつくと、
子どもが人質として扱われてしまいます。

会場からは、いまだに続く人質弁護に
悩む人からの相談がありました。
また、「面会をさせない、養育費の額を上げろ」、
といった、人質弁護のバリエーションが紹介されました。

人質弁護の手口は年々巧妙になっていますが、
講師陣からは、きちんと、それが人質交渉なのかどうか確認すること、
明白に人質交渉の場合は、公表したり、
弁護士会に懲戒請求をするのも
選択肢であることが、指摘されていました。

弁護士会や日弁連が、別居親団体から指摘があっても
この問題を人権問題として扱わず、身内をかばって
こういう行為を放置し続けている罪は重いです。(家裁監視団)

┏┏┳────────────────────────────
┣☆┫3 朝日新聞養育費報道、波紋続く
┗┛┻────────────────────────────

朝日新聞の8月1日の養育費報道、
朝日の日和見と別居親軽視の様子が、
メッセージとしてkネットに寄せられています。

 ===== ===== ===== =====

朝日新聞の記者から私も取材を受け、
養育費より別居親と過ごす時間の方が子供にとっては大事
面会がなければ養育費も払いたくなくなるのは人間の心理
というような話をしました。
記者の女性とは話が弾んで1時間くらい話しました。
私の話が載るはずでしたが、紙面の都合で今回は見送りになりました。

┏┏┳────────────────────────────
┣☆┫4 養父の面会交流義務を問う裁判、9月5日開始
┗┛┻────────────────────────────

宗像さんが、別居親の養育妨害を続けた親権者夫婦を
訴えた裁判。
移送裁判で開始が長引いていましたが、
移送裁判に勝ち、期日が入りました。

9月5日 東京地裁立川支部408号法廷

養子縁組すると交流妨害が容認される現状に、
風穴を開ける裁判です。
養父にも面会交流させる義務はあるよ。
ぜひぜひ傍聴を!

┏┏┳────────────────────────────
┣☆┫5 白馬村裁判情報
┗┛┻────────────────────────────

高裁の日程は以下です。
ともに東京高裁。
傍聴よろしくお願いします。

■子ども手当裁判
9月1日午後13時15分~
■住民票裁判
9月16日午後13時30分~

☆『子どもに会いたい親のためのハンドブック』好評発売中!】☆彡
http://www.shahyo.com/mokuroku/life/feminism/ISBN978-4-7845-1489-2.php
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
このメールは、ホームページで購読申込みされた方、
kネットにお問い合せいただいた方、名刺交換をさせていただいた方、
kネットメンバーと交流をいただいている方、
kネットのセミナーに参加された方、
お世話になっている方にお送りしています。
送付が不要な方はお知らせください。

【★現在の読者数 551人】
⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒
kネット講演会、
日弁連シンポを意識したって? 
いえいえたまたまです。(宗像)

⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒