□■■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□
□■  kネット・メールニュース  No.328
□■■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□

「家庭裁判所に法の支配を。日弁連に人権の確立を。」
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
このメールニュースは、主に共同親権運動、親子引き離し問題
についての情報を発信するものです。 2017年4月4日
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/

■今号のトピックス
1 別居親の63%がDV被害
2 断絶新法、千田先生の反対学習会
3 断絶法を進める集会
4 アメリカ、日本制裁の審問
5 くにたち交流会は9日
_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/

選ばなくっていい、パパの家、ママの家
┏┏┳────────────────────────────
┣☆┫1 別居親の63%がDV被害
┗┛┻────────────────────────────

すいません、主催のほうで報告がまだですが、
メンバーがブログにレポートしてくれています。

http://ameblo.jp/pe-katu/entry-12259623984.html

共同親権運動ネットワーク(kネット)の総会と講演会に出席。
全国からの参加者も含め30人以上が参加した。

現在、法制化が国会で論議されている
「親子断絶防止法」は修正によって、
別居した親子が更に会えなくなってしまう危険性が強まるため、
このままの内容ならば廃案にするしかない、
など現状の政治情勢が報告され、この1年間の活動報告がされ、
離婚しても子どもと両親が当たり前に会うことが出来る社会を
作り上げて行くことをめざして活動計画を確認しました。

===== ===== ===== =====

kネットでは、3月25日の集会「単独親権、やっぱり問題」
において、来場者アンケートを行いましたので、
結果を公表します。サンプル数は19です。

Q1 男性差別あるいは別居親差別、人権侵犯を感じた事はありますか?
どのような時ですか?

YES:89.5 NO:0.0 無回答:10.5(%)

理由:
子どもを使っての人質交渉,
離婚後の単独親権による学校の態度, 父親=危険と見なされる,
家庭裁判所の調停、世間の反応,
子どもが行方不明で会えない,
虚偽DV, 親権者の8割以上は女性,
親子の権利, 子どもに自由に会わせてもらえない

Q2 相手方にDVをうけたことはありますか?

YES:63.2 NO:26.3 無回答:10.5(%)

被害内容:
暴言・罵倒, 子の引き離しによる精神的DV,
財産持ち出しによる経済的DV,
殴られた、子どもを使っての暴力,
包丁をむけられた,
精神的DV, 食事の未準備, 物を投げられた,
「死ね」と子どもの前で言われた

┏┏┳────────────────────────────
┣☆┫2 断絶新法、千田先生の反対学習会
┗┛┻────────────────────────────

断絶新法に関する賛否両論の議論が起きています。
下記のイベントはすべての人に尊厳と人権を!(別居親子以外)
を掲げる団体の学習会です。

http://jinkenkankokujitsugen.blogspot.jp/

主催者の許可を得たうえで宣伝いたします。

チラシの案内文では、
アメリカで面会交流における親の子殺し起きていると紹介されていますが、
日本では父親に母親が殺される事件が紹介されています。
共同養育では双方が養育時間を分け合うので、
親による子殺しの割合も、別居親の養育時間の増加に伴い
割合が高まることは十分考えられます。
一方で、配偶者やかつての配偶者間の殺人は、
かつてはDV殺人と呼ばれていましたが、
千田さんは、面会交流殺人と呼ぶことで、
面会交流の否定的なイメージを植え付ける論調をしてきました。
その論調を主催団体もそのまま紹介しています。

また、チラシの案内で問題視しているハーグ条約については、
国連子どもの権利委員会から日本に加盟するよう勧告が出ています。

別居親ヘイトを垂れ流す主催団体の人権感覚に期待はできませんが、
主催団体は議論は歓迎のようですので、
当日みなさんぜひ会場に足を運び下さい!

ちなみに、ぼくたちの仲間が主催団体の会議に参加した際、
「親はなくても子は育つ」と言われて、二度と行かなくなりました。

===== ===== ===== =====

第20回学習会 ハーグ条約と親子断絶防止法案

家父長制が家族の基本となっていた戦前は、
長男のみが家の相続人として位置付けられ、
夫婦関係が破たんすれば母親は追い出されるのが、当たり前でした。
現在は離婚家庭の子どもの8割を母親が引き取ります。
しかし養育費は、そもそも取り決めができるのは4割以下ですし、
しても養育費が数年で途絶えるようなことも珍しくありません。
平均男女賃金格差が60%と収入にはっきり性差がある社会で、
シングルマザー家族の多くは貧困です。

1980年に成立した「国際的な子の奪取の民事上の側面に関する条約」
(ハーグ条約)は、数多くの懸念をよそに2014年、日本も批准しました。
これはそもそも単独親権を前提として、
母親の監護のもとから父親が子どもを連れだすことを
防ぐ目的で作られた条約です。
その後共同親権が広がり、ハーグ条約も共同親権も、
その後にドメスティック・バイオレンスが社会問題になるにしたがって、
そのあり方や運用に大きな疑問が投げかけられています。

アメリカでは年間約70人ほどの子どもが面会交流のときに、
殺害されています。
日本でも面会交流に子を連れて行った母親が
父親に殺されたという事件が起きています。
解決の仕方はもっと多様にあるはずです。

早くから危険を発信してこられた千田有紀さん(武蔵大学)
にお話しいただきます。もう法案は動き出し、待ったなしの状態です。

◆講師:千田有紀さん(武蔵大学・社会学)
◆日時:2017年4月24日(月) 18:30~20:30
◆会場:連合会館 5F 501会議室(千代田区神田駿河台3-2-11)
http://rengokaikan.jp/access/

◆参加費:500円

主催:「国連・人権勧告の実現を!」実行委員会

連絡先(Mail): jinkenkankokujitsugen@gmail.com
Blog:      http://jinkenkankokujitsugen.blogspot.jp/
Facebook:  https://ja-jp.facebook.com/jinkenkankokujitsugen
Twitter:   https://twitter.com/unjinken

┏┏┳────────────────────────────
┣☆┫3 断絶法を進める集会
┗┛┻────────────────────────────

kネットは、断絶新法について
断絶規定を明文化する立法に反対しています。

親子断絶防止法案に関するkネット声明

そもそもDVや虐待の法律は専門の法律で解決策を規定すべきです。

当事者が望まないような法律をつくるのは迷惑極まりないことですが、
推進する側としては、自分の言葉で当事者を納得させるのが
最低限の責任だろうと思います。

そこで推進団体のイベントを紹介しますので、
直接主催者に、疑問点をぶつけてみて下さい。
専門家の意見と主催団体の意見に食い違いがある場合は、
いちいち主催団体に見解を求めて下さい。

===== ===== ===== =====

講演会 親子断絶防止法への期待と 今後の展望
~改めて考えたい「子どもの最善の利益」~

〇日時:
4月15日(土)開場:13:00  開演:13:30~17:00
〇場所:
損保会館5階502・503会議室(東京都千代田区神田淡路町二丁目9番地)
http://www.sonpo-k.co.jp/access.html
JRお茶の水駅・秋葉原駅徒歩5分
〇講師
棚瀬孝雄 京都大学名誉教授 /小田切紀子 東京国際大学教授 /野沢慎司 明治学院

大学副学長 /丸井妙子 家裁調停委員 /しばはし聡子 離婚・面会交流コンサルタント
※詳しくはパンフレットをご覧ください。
※議連国会議員のご登壇も予定しています。
〇参加費:1,000円 ※マスコミ、議員(秘書)、行政関係者は無料。(受付でご名

刺を頂戴します)
〇事前登録は不要です。
〇終了後、懇親会があります。

┏┏┳────────────────────────────
┣☆┫4 アメリカ、日本制裁の審問
┗┛┻────────────────────────────

アメリカが今週6日にゴールドマン法での
日本への制裁の審問をするという情報があります。

https://foreignaffairs.house.gov/hearing/subcommittee-hearing-enforcement-

not-optional-goldman-act-return-abducted-american-children/

この法律は、ハーグ条約違反の加害国に対し、
アメリカが制裁を判断する為のアメリカの法律です。
当然アメリカ国民の被害者のためのものです。

正式名称は
「国境を越えた子の連れ去りの防止および返還に関する
ショーンおよびデイヴィッド・ゴールドマン法」です。
https://www.kizuna-cpr.org/rep-smith-wsj—japanese-version

2014年にアメリカ議会で成立したもので
昨年も制裁の発動が検討されたと言います。

今年2月14日の松浪議員の質問でも,
ゴールドマン法が適用されるのではないかという質問がありました。
その際,外務大臣はハーグ条約を順守しており大丈夫だと返答しています。

┏┏┳────────────────────────────
┣☆┫5 くにたち交流会は9日
┗┛┻────────────────────────────

4月のくにたち交流会
日時 2017年4月9日(日) 17:00~19:00
場所 国立市公民館小集会室
東京都国立市中1-15-1
(JR中央線 国立駅 南口下車 富士見通り方面に徒歩約5分)
http://www.city.kunitachi.tokyo.jp/soshiki/Dept08/Div05/gyomu/shisetsu/0058/

1463551605248.html
資料代 500円 直接会場にお越し下さい
主催 kネット 連絡先 0265-39-2116(担当・宗像)
contact@kyodosinken.com

【★現在の読者数 717人】実子誘拐、親子引き離しの違法化を
⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒
呼ばれた先生たちも、こんなに問題だらけの法案ができて
「法案が生きるかどうかは当事者の努力次第」とか
まさか言わないよね。(宗像)

⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒