7月24日(土)、共同親権ネットワーク(以下、kネット)主催の講演会『離婚しても子育てしよう!共同養育の日企画 ~家庭裁判所が親子を引き裂く~』が行われました。大々的な告知はされなかったにもかかわらず、50名の参加者で会場は溢れました。
最初に挨拶をされたのは、7月10日の参議院選挙で当選を果たされたばかりの、真山勇一さんです。維新の党からの鞍替え出馬で、苦しい戦局が伝えられる中、見事下馬評を覆した真山さんの登場に、冒頭から会場は熱気に包まれました。
民進党には共同親権の考え方に反対する勢力もおり、自由な発言をしづらい面があるそうです。しかし、今後もぶれずに親子断絶問題を取り上げていきたい、と力強く宣言していただきました。
親子断絶防止法については、現骨子案では十分な内容と考えておらず、さらに党利党略によって骨抜きになる懸念もあるとしながら、このような法案が出てくること自体、当事者にとっていい方向に働けばと所感を述べられました。
会場には、神奈川県民の方を中心に、真山さんの選挙活動をボランティアで支援してきた当事者の方々が、多数出席していました。真山さんは、馴染みの顔を見つけると親しみを込めて歩み寄り、握手を求めながら会場を後にされました。私たちの親子問題に懸ける願いは、真山さんに伝わっているに違いありません。国会の法務委員会で繰り返し親子断絶の問題を取り上げてこられた真山さんの、更なるご活躍に期待しましょう。