2017年衆議院議員選挙子の連れ去り断絶問題についてのアンケート結果
2017年10月20日
2017年衆議院議員選挙子の連れ去り断絶問題についてのアンケート結果
【概要】共同親権運動ネットワーク（Kネット）は，2017年10月10日に告示され同月22日投開票日の衆議院選挙の候補者及び政党に対し，実子誘拐や親子断絶の問題に関わる4問のアンケートを実施した。
【集計期間】2017年10月10日から10月19日
【送付数】政党 10 候補者 102 *今回の告示日における候補者数は1180名のうち8.6％
【回収数/率】政党 7（70％） 候補者 21（20.5％）＊「回答拒否」を除く有効回答率
【質問内容及び回答】
① 実子誘拐問題の認識について
（2択：解決すべき，今のままで良い）
② 実子誘拐の際に悪用されるDV防止法の運用について
（2択：解決すべき，今のままで良い）
③ 未成年者の居る夫婦の離婚の仕方について
（3択：法定離婚事由順守，理由は自由で養育の取り決め義務化，自由に離婚できる）
④ 離婚後共同親権化について
（3択：賛成，反対，時期尚早）
【アンケート実施方法について】
自身の居住区の候補者に対して，アンケートを行う有志のボランティア約10名にて，郵送，ＦＡＸ，手渡しにて依頼し，ＦＡＸにて回収を行った。
【政党別回答結果】
【候補者別回答結果】
【候補者別回答結果】
【候補者別回答結果】
【候補者別回答結果】
候補者別回答状況以上
【特記事項】
日本共産党様の回答拒否理由は「いずれも深刻なDVに密接に関わる問題であるから」とのこと。
＊送付アンケートの設問には，「避難理由なく，」と但し書きをしてあります。
「DV防止法の悪用は今のままで良い」という回答結果になった，質問と回答の全文は以下の実際の回収回答用紙の画像の通りです。
【今後の活用について】
有権者に対し，投票の判断材料にしていただき，選挙後には，該当の社会問題解決の為に今後，具体的に協力いただける筈の対象者の判断材料にしていただきたいと思います。
【最後に】
今回は，急な解散と，新党や連携などが告示日直前まで定まらない状況となり，選挙期間はいつも以上に大変だったところ，ご回答いただけた政党及び候補者の皆様には，深く感謝しお礼申し上げます。候補者自らお問い合わせをいただき，ご回答いただけた方もいらっしゃいました。
また，今回のアンケートプロジェクトには，有志ボランティアに多く参加いただけたことにより，急なスケジュールにも関わらず，実施できましたことも非常に嬉しいことでした。
取り返しの着かない時間が過ぎていく切迫した問題でありながら，理解されづらい問題でもあるが故，今後も，選挙の際に今回のようなアンケートの必要性を感じています。
候補となられる皆様及び有志ボランティアのご協力を今後ともお願い申し上げます。
以上
