取材・調査依頼について
子どもの連れ去り問題、共同親権について
理解を深めるための取材企画や、
大学等からの取材・調査に協力しています。
担当スタッフが対応するほか、資料等も用意しています。
過去の取材履歴は、[これまでの報道]をご参照ください。
また、企業様からの各種提案・依頼も受け付けています。
資料提供
会報や共同養育・面会交流に関する判例、過去の論文等の資料提供を行っています。
会活動についての資料取り寄せは無料です。
その他資料については、郵送・複写等の実費をいただきます。
お気軽にお問い合わせください。
議員・法曹関係者の方へ
2008年から私たちが活動してきた結果、離婚を契機に子どもに会えなくなった親が多くいる実態が知られてきました。
日本国内においてはひとり親家庭の貧困率は諸外国に比べてきわめて高く、養育費の徴収率も20%からまったく上がりません。
親の離婚の傷跡は子どもたちの学習障害や情緒障害の原因になります。
将来にわたって不安感を抱えたまま大人になる子どもや貧困から脱却できないまま大人になる人を知っていながら放置するのは、私たちが住む社会の未来を不安定にします。
その背景には、離婚と同時に一方の親を子どもから排除する単独親権制度があります。
親権もなく、法的な位置づけが不明確なまま、養育放棄の親に対し、倫理観だけによる養育責任を問うことも難しいでしょう。
家庭裁判所では「両親間の葛藤が高い」、「監護家庭の安定」を理由に、多くの親子関係が絶たれています。
しかし、親権のない親が親とは公式に扱われなくなる、子どもとのふれあいができなくなる、ということを親が知れば、親どうしの対立関係が高まるのは当たり前です。
家庭裁判所には双方の親どうしの関係を壊すことはできても、修復する機能がないのが現実です。
また現状は、親子交流の頻度は、同居親の側の拒否感の強さや別居親の押しの強さで決まり、裁判所に行くと子どもは月に1回程度しか親と触れ合えなくなります。
法的な裏づけがあることで離婚・未婚時の子どもの養育に引き続き両方の親がかかわりることは促進されます。
対立はあっても、子どもへの関与の保障があればお互いに譲り合う部分も多くなるのです。
そのためには現行の単独親権制度を、共同養育が可能な共同親権制度に転換することは大前提です。
親権制度の抜本的な改革と子ども目線での裁判所の運用改革が、子どものためには不可欠です。
セミナー講師派遣
離婚に伴う親子の引き離しや面会交流、
別居中や離婚後の子どもの養育、親権、裁判や調停などの制度などについて、
実践に基づいた幅広い経験と知識を持っています。
助言者、相談者としても多くの事例に携わってきました。
公共施設でのセミナーや企業の研修、市民団体の学習会や講演会、
学校での授業の一環などに、
講師やゲストとして呼んで意見交換させてください。
講師派遣をお申し込みの方は、
お電話の上テーマをお知らせください。
謝金は、ご予算や内容、規模に応じてご相談させていただきます。
■講師一覧
- 宗像 充
- 蓮見岳夫
- 堤 則昭
- カタラン菊之進
- 長田政江
- 宮原朋瑚
- 浅野秀年
講演実績
共同親権運動ネットワークのスタッフが
講師やゲストとしてお話ししたものです
●2008年8月2日
「自分の子どもになぜ会えない?」
お話 植野 史、宗像 充
主催 スペースF
場所 東京都国立市スペースF
●2008年7月23日
「離婚後の面会交流について」
お話 植野 史、宗像 充
主催 市民自治をめざす三多摩議員ネットワーク
場所 東京都青梅市
●2008年12月5日
「ハーグ条約と日本の離婚制度の問題点」
ゲスト 宗像 充
主催 アメリカ大使館
場所 東京都フランス大使館
●2009年2月22日
「なぜ会えないの? 離婚後の親子」
講師 宗像 充
主催 親子ネット関西(準備会)
場所 大阪府大阪市
●2009年7月5日
「なぜ会えないの? 離婚後の親子」
講師 宗像 充
主催 子どもに会えない親たちのネットワークさっぽろ
場所 北海道札幌市
●2009年8月30日
「共同子育てのための共同親権」
講師 宗像 充
主催 日本女性学研究会
場所 埼玉県国立女性教育会館
●2010年10月16日
「『共同親権』とは?」
ゲスト 宗像 充
主催 チャンス、親子のふれあいと絆を大切にする会
●2011年3月21日
「子どもに会えない親のための実践講座」
講師 宗像 充
主催 親子交流を考える岐阜の会
後援 岐阜市
●2011年9月24日
「子どもと会えない親たちの居場所―kネットの試み」
講師 植野 史
主催 一般社団法人市民の学習・活動・交流センター シビル