私たちは、「争わないではいられない」単独親権制度の弊害を是正し、「協力することも可能な」共同養育を広めるために、民間でできるまざまな援助を行っています。
お互いの関係調整は、困難が伴うカップルはたしかにあるでしょう。しかし、その部分を乗り越えれば、多くの離婚家庭が「非関与という協力」によって、共同養育を実現することができるということを、いち早く共同養育を実現していった海外の国々は証明しています。
また、「親権をとってうまく離婚するためにどうするか」という情報はさまざまにあふれていますが、相手は自分の子どもの親であり、相手との関係を壊す中での離婚が、双方にダメージを与えることは当然予想できます。そして、どうやったら会わせることができるのか、という情報もない中、多くの親子が生き別れになっています。
離婚に際し、子どもの養育のために親としてどうしていくべきなのか、そういう視点から、これから離婚を考えている方のご相談も伺います。そして面会交流や離婚後の子どもの養育についてお悩みの同居親の方からの相談も受け付けています。