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□■ kネット(共同親権運動ネットワーク) メールニュース
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◆― No.17 ――◆
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このメールニュースは、kネットが主に共同親権運動、親子の面会交流に
ついての情報を発信するものです。 2010年6月10日
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■今号のトピックス
Ⅰ.「家庭裁判所攻略法」
Ⅱ.離婚後の親子関係についての報道相次ぐ
Ⅲ.「オフィスアワー」の変更、茶話会の開催
Ⅳ.イベント案内
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┣☆┫Ⅰ.家庭裁判所攻略法
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昨今の面会交流の調停の増加を受けてでしょうか、
家裁の側でも面会交流の意義について積極的な姿勢を見せています。
面会交流―家庭裁判所における手続き―
http://www.courts.go.jp/saiban/wadai/2108.html
もちろん、裁判所は、ホームページにあるように
「子どもの健やかな成長」だけでなく、
前例踏襲と裁判所の都合の結果である1ヶ月に2時間といった
世界的に見れば非常識な「最小面会」の取り決めを斡旋する場合もあります。
法が裁判所に丸投げする中、
理念と現実との間で苦労しているのは事実でしょうが、
公務員である裁判所職員だからといって、批判を免れるわけではありません。
子の引き渡しについては直接強制をするにもかかわらず、
面会交流では「強制力がないですから」というのはどういうことでしょう。
明らかにダブルスタンダードです。
ところで面会交流が子どもの権利であるとともに親の権利ですから、
家裁は会う会わせないを決めるところではなく、
どうやって会わせるかの手法を決めるところです。
そこでkネットでは
面会交流と養育費の調停は一括して
「養育計画調停」とすることを提案しています。
養育費についての取り決めも、
離婚後の子の養育計画の一環として取り決めれば
養育費と面会交流がバーターにされることもなくなります。
調停の申立書には
家事 審判・調停 申立書 事件名( )
と書く項目があります。
この( )の中に、「養育計画」と書いてください。
家裁もそれを前提に、双方そして子どもの将来にとって
どのような養育をしていくのが望ましいのか、
建設的な提案をしていくことができるようになります。
また、kネットではこれから家裁に申し立てを予定されている方、
今、家裁で調停や審判をされている方向けの、
実践講座第三回「家庭裁判所攻略法」を6月13日に予定しています。
詳しくは、イベント欄を参照ください。
ぜひ参加ください。
以下のような内容を予定しています。
1.家裁ってどんなとこ?
2.「家裁定食」はおいしいか?
(1)パワーゲームとしての調停・審判
(2)営業努力に欠ける家裁のメニュー
(3)品質保証「強制力のダブルスタンダード」
(4)リコールはきかない
3.法律村のムラビトたち
(1)家裁の住人たちとムラの秩序
(2)弁護士は会わせてくれるのか
4.家裁攻略法
(1)裁判所をどう使う「裁判で勝つのが目的ではない」
(2)調停・審判をどう位置づける「圧力と具体的な提案」
(3)家裁職員とのつきあい方「筋を通して味方につける」
(4)弁護士とのつきあい方「弁護士の都合ではなく自分の希望」
(5)相手とのかかわり方「『高葛藤』ではなく『面会拒否』」
(6)家裁の住人とのたたかい方「『子どもの福祉』は『裁判所の都合』」
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┣☆┫Ⅱ.地方から離婚後の親子関係についての発信
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東京でマスコミが共同親権について慎重な中、
地方の新聞、テレビは積極的に共同親権について取り上げています。
特に、子どもに会えない母親は、
母子の安定から面会交流を否定する論拠を得ようとする方々に
とっては認めたくない存在かも知れません。
また、海外で引き離しが虐待とみなされることについては、
首都圏の報道では言及することに慎重です。
これらは、該当する当事者が膨大に登ることと、
批判が当然、現在の司法のあり方や法曹業界の秩序を揺さぶる
ことにつながるからでしょう。
単独親権制度は日本の「国策」です。
「政治課題」として現状を指摘するとともに
将来に向けた議論の深まりと、
対立図式ではない、離婚後の子どもの養育の問題について
世論の高まりを期待します。
◇神戸新聞5月28日
ずっと家族がほしかった インタビュー編
(4)神戸親和女子大教授 棚瀬一代さん 離婚後の親子交流/子どもの発達上の問題防ぐ
http://www.kobe-np.co.jp/rentoku/kurashi/201005kazoku/04.shtml
◇京都新聞6月10日
離婚後、子と会う権利を
京からも制度化請願
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P20100610000016&genre=C4&area=K00
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┣☆┫Ⅲ.「オフィスアワー」の変更、茶話会の開催
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kネットでは、毎月第4土曜に開催していたオフィスアワーを
相談日として第2、第4木曜の午後7時~9時に変更しました。
料金については無料、ただし2000円
(1時間、1時間超は1000円/1時間の加算)
をいただきます(会員、非会員ともに)
また会えない親の交流を深めるため、
毎月第4土曜を茶話会として開催いたします。
次回は6月26日です。
イベント案内をご覧ください。
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┣☆┫Ⅳ.イベント案内
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他団体のイベントも含めて紹介しています。
■子どもに会いたい親のための実践講座
3 「家庭裁判所攻略法」
家裁での調停の進み方、弁護士との付き合い方など
6月13日(日)、講師・宗像充
4 「女性が結婚、離婚を考えるとき」
女性の側から見た離婚や結婚、会わせない側の気持ち
6月27日(日)、講師・矢野裕子、植野史(終了後意見交換)
■ 時間13:30~16:00
■ 場所・kネット事務所(地図は裏面をご覧下さい)
■ 参加費1回1500円、4回通しで5000円
事前に申し込みください、当日参加もできます
mail info@kyodosinken.com
TEL 03-5909-7753
主催 共同親権運動ネットワーク(kネット)
■女のグループワーク/男のグループワーク
日時 6月12日
女のグループワーク10:00~12:00(2000円)
男のグループワーク13:00~16:00(3000円)
ファシリテーター 味沢道明(日本家族再生センター)
主催 日本家族再生センター 協力 kネット
問い合わせ kネット
■伊藤塾明日の法律家講座
「配偶者による子の『拉致』と闘う~家事事件の技術と倫理」
日時 6月19日18:30~20:30
場所 伊藤塾高田馬場校宇田川ビル4F
講師 後藤 富士子氏
(弁護士、「みどり共同法律事務所」パートナー)
公開無料・予約不要
問い合わせ 03-3204-0117
■日本家族〈社会と法〉学会「シンポジウム 家族法改正を考える」
日時 6月20日13:00~16:00
場所 早稲田大学8号館3階大会議室
報告 ①趣旨説明 許 末恵
②婚姻法 犬伏 由子
③離婚法 棚村 政行
④親子法 二宮 周平
⑤親権法等 岩志和一郎
当日は、参加費をお支払いいただければ
非会員の方のご参加も可能です。
事前の申し込みは不要ですので、当日会場に直接お越しください。
学会事務局 東京都新宿区西早稲田1-6-1
早稲田大学 大学院法務研究科 棚村研究室内
日本家族〈社会と法〉学会事務局
■kネット茶話会
日時 6月26日13:30~16:00
場所 kネット事務所
参加費500円
(終了後交流会参加は1500円、軽食付き)
問い合わせ kネット
■討論集会「共同養育で家族は超えられるか」
日時 7月11日(日)13:00~16:00
場所 国立公民館
発言
味沢道明さん(日本家族再生センター)
遠藤良子さん(シングルマザーのサポーター)
天野誠一郎さん(国立のしょうがいしゃ)
進行
宗像充(天野さんのヘルパー)
主催・問い合わせ kネット
■親子の日の前に考えること
「共同養育で私たちが実現したいもの」
*日程が変更になりましたご注意ください
日時 7月24日(土)13:00~
場所 早稲田大学(予定)
講演 後藤富士子さん(弁護士)
「家裁はどう変わる、家裁をどう変える-共同親権と単独親権」
座談会「もう一度親子を考える-親子が親子を感じるとき」
進行 植野史、発言 よしだよしこほか共同養育、面会交流を
経験した親と子ども
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■ 編集部より
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日弁連から質問状の回答が来ないので、電話したら、担当者不在。
「ほんとかよ!」
回答来ないんなら、日弁連の見解は質問状の通りって公表するよって
書面をつくって送りました。
基本的に小馬鹿にされている会えない親たち……(宗像)
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