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□■  kネット・メールニュース  No.136
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★選ばなくっていい パパの家 ママの家

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 このメールニュースは、主に共同親権運動、親子引き離し問題
 についての情報を発信するものです。 2013年9月25日
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【家庭裁判所に法の支配を/日弁連に人権の確立を】

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■今号のトピックス
1 堀尾の共同親権学7「ストックホルム症候群・実子誘拐版」
2 共同養育センターつむぎ・船橋無料電話相談
3 スイッチパーティー「息子が誘拐された。犯人は妻だった。」
4 ニュースドットコム復旧

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☆『子どもに会いたい親のためのハンドブック』好評発売中!】☆彡
http://www.shahyo.com/mokuroku/life/feminism/ISBN978-4-7845-1489-2.php

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┣☆┫1 堀尾の共同親権学7「ストックホルム症候群・実子誘拐版」
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 BBCの「ストックホルム症候群とは何か」を読みました。
以下のようなことが書いてありました。

http://www.bbc.co.uk/news/magazine-22447726

 1973年にストックホルムで銀行強盗があり、犯人グループは、
人質4人を盾にしてして、6日間、立てこもった。

6日間のこう着状態が終わった時には、
人質は、犯人グループと友好的な関係を作り上げていた。
 1974年にカリフォルニアで起きた人質事件では、
人質となった19歳の女の子は、
犯人グループに理解を示しただけでなく、
犯人グループに加わり、後日、別の強盗事件に参加した。
 これらの問題を調査したOchberg博士は、
次のような報告を、FBIとイギリス警察に行った。

(1)人は、突然に事件に巻き込まれて、人質となる。
(2)死ぬかもしれないと覚悟する。
(3)犯人の許可が無ければ、飲食も、トイレも、
会話もできない状態になる。
(4)犯人から食べ物をもらったり、
トイレに行く許可をもらったりする。
(5)犯人の小さな親切に対して、感謝の念が生じる。
(6)犯人に対して、好意的な印象を持つようになる。
(7)犯人も、人質に対する見方を変える。

 被害者が、犯人に対して好意を示すような現象は、
DVや児童虐待でも見られる。虐待を受けている子どもは、
虐待している親をかばうことがある。
 Kampuschという保護人は、次のように述べている。
「被害者に、ストックホルム症候群という
病名を付けることには反対する。
これは病気ではなく、
特殊な状況に陥った時の合理的な判断に由来する状態だ。
自分を誘拐した犯人の主張に、自分を適合させるのは、
むしろ自然である。
特に犯人と多くの時間、一緒にいた場合はそうである。
共感やコミュニケーションを行うのだ。
犯罪の範疇の行為に、正当性を見い出そうとするのは、
病気ではなく、生き残るための戦略である」。

 誘拐された子どもが、「会いたくない」などと言って、
非同居親を冷たく扱ったとしても、
それは生き延びるための当然の戦略です。
しかし、子どもが誘拐されて人質となっている状態は、
永久には続きません。
自立して誘拐した犯人から離脱する日が来ます。

 「離婚毒」青木訳、p273によれば、
「親と引き離された子どもが、大人になったとき、
自分が失ったものや、自分が別居親に与えた傷の大きさに気付き、
耐えられないほどの罪悪感と悲しみに苦しむ場合があ(る)」
とのことです。
そして「子どもは、洗脳した親に対して激しい怒りを抱(く)」
場合があるとのことです。
 子どもは、健全な発達のために、両方の親を必要としています。
そして、両方の親から、
なるべく多くの知識を受け取ることを望んでいます。
また、双方の親と、同じくらいの時間を過ごすことを望んでいます。
子どもを誘拐し、隔離し、心をコントロールするのは、
子どものためではありません。
子どもは一人では生きて行けず、
親にすがって生きていくしかないので、
今を生き延びるために、
一時的に誘拐を受け入れるに過ぎないのです。(堀尾英範)

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┣☆┫2 共同養育センターつむぎ・船橋無料電話相談
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共同養育センターで船橋地域限定の
無料電話相談事業があります。

http://kyodoyouiku.sakura.ne.jp/blog/

この度、共同養育センター「つむぎ」では、
相談業務の特別企画の第一弾として
「千葉県船橋市在住の方への無料電話相談」
を実施することとなりました。

この企画は、
今後の様々な地域に密着した相談やビジテーション支援を
よりよくしていくための施策の一環です。

現在、つむぎでは創設以来継続して
ビジテーションや相談業務を数多く実施してきました。
その活動の中での大きな課題の一つとして
「地域からの理解、協力、連携」が重要であると感じてきました。
それは単に、子どもと離れて暮らす親のためではありません。

離婚や別居で離れて暮らすことを余儀なくされる子どもたち、
そして、同様に課題や悩みを抱える
同居親の方々にも共通するテーマです。

こうした背景から、
取り組みの第一弾として活動拠点の1つでもあり、
相談件数も比較的多く
東京近郊の市である千葉県船橋市をモデル地域として選定しました。
船橋市の公立の小学校は、
千葉市に次いで2位の「54校」を数えます。
小中学生の生徒数は「32477人」です。
(千葉県 平成22年度学校基本調査結果 より)

共同養育センターつむぎは、
船橋市在住の方々からの電話相談を期間限定で募集します。
相談料は30分まで無料です。
以下の募集要項をご覧になり、是非ご相談下さい。

募集期間 2013年9月23日 ~ 2013年11月末日まで
申し込み方法
フォームから申し込み。
(電話でのお問い合せは本企画に限りご遠慮下さい)
ご相談方法
日程調整した日時にこちらからの指定の電話番号へおかけください。
スカイプをお使いの方はスカイプにても対応致します。
あらかじめアカウントをおしらせください。

応募資格

千葉県船橋市在住(お子さんが在住でも可)の方のみ
(他の地域の方は、一般の相談サービスをご利用下さい)

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┣☆┫3 スイッチパーティー「息子が誘拐された。犯人は妻だった。」
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「息子が誘拐された。犯人は妻だった。」
ポスター制作のためのイベントです。

*チケット購入者にはポスターと
『子連れの離婚をする前に』を差し上げます。
当日来られない方は後日郵送いたします)

申込み方法 
メールまたは電話で郵便番号・住所・氏名・電話番号をお知らせの上、
下記の口座まで入金ください。

三菱東京UFJ銀行国立支店(普)0072170ケイネット

メールでの返信、または電話受付でもって受付いたします。
当日受付でお名前をお伝えください。
ご入金のない方は当日券での受付となりますのでお気を付けください。

共同親権運動ネットワーク  
メール contact@kyodosinken.com  
TEL03-6226-5419

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☆単独親権から、共同親権へ。

親としての認識をスイッチする。
この国の矛盾した法律をスイッチする。
子どもを不幸にしている社会をスイッチする。
子どもの連れ去りを 見て見ぬふりをしてきた
現状を考えるための集いです。
もしあなた自身が一人で苦しんでいるなら、
同じ状況で苦しんでいる様々な方々と 様々な話をしにいらしてください。
そして、この機会に、あなた自身の意識をスイッチしてみてください。

*このイベントの収益はポスターの製作経費に充てられます。

http://kyodosinken.com/2013/09/14/k%e3%83%8d%e3%83%83%
e3%83%88%e3%83%bb%e3%82%b9%e3%82%a4%e3%83%83%e3%83%81%e
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パネルディスカッション 共同親権に気づいた私たちの変革

■コメンテーター
・木戸寛行
(クリエイティブ・ディレクター、コピーライター、
ポスター「息子が誘拐された。犯人は妻だった。」を制作。
ポスターは東京コピーライターズクラブのコンテストで入賞)

・堀尾英範
(医師。「60歳ですが、ここからが私の本番です。
共同養育についてこれまで私が勉強した内容を本にまとめました。
情報革命を進めて、変革を起こすためです」。
『子連れの離婚をする前に』著者)

・原健二郎
(パイロットから転身して起業。
「みんなの子どもを社会で育てる」チャイルドネット株式会社社長。
保育事業など子育て支援に取り組む)

・杉山程彦
(弁護士。子どもを連れ去られて法曹界の不条理に気づく。
連れ去りの違憲性を問う)

■進行 宗像充
(ライター、共同親権運動を発案。
kネット運営委員、『子どもに会いたい親のためのハンドブック』著者)

日時 2013年10月26日(土)
12:45会場13:00開始~16:30終了

場所 東銀座313ビルセミナールーム
(東京都中央区銀座3-13-9東銀座313ビル8階、
地下鉄東銀座ビル徒歩3分)

内容 13:00~パネルディスカッション
「共同親権に気づいた私たちの変革」
    14:40~スイッチパーティー
(ワンドリンク、軽食付き。一品持ち寄りも歓迎です)
チケット 前売り3000円、当日3500円
(定員になり次第締め切らせていただきます)

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┣☆┫4 ニュースドットコム復旧
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この間、停止しておりました
ニュースドットコムが復旧しました。

http://kyodosinken-news.com/

共同親権関連のニュースはこちらから。

【「共同養育・面会交流」リーフレット配布中】

共同親権運動ネットワークでは、
共同養育、面会交流の普及促進のために啓発のための
リーフレットを作成しました。

http://kyodosinken.com/wp-content/uploads/2012/11/menkai_leaf_
2012%20knet_0104.pdf
http://kyodosinken.com/wp-content/uploads/2012/11/menkai_leaf_
2012%20knet_0203.pdf

ご活用いただくとともに、関係機関への配布を行っています。
配布にご協力いただけるかたは、
共同親権運動ネットワークまでご連絡下さい。
こちらから必要な枚数(10枚から)をお送りいたします。
また、離婚時の取り決めだけでなく、
調停や審判、裁判でもご活用ください。

お問い合わせは以下
TEL 03-6226-5419
FAX 03-6226-5424
Eメール info@kyodosinken.com(kネットリーフレット配布係)

【★現在の読者数 466人】

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【編集部より】
メールニュース読者からのイベントのお知らせ、その他投稿歓迎。
「イベントのお知らせ」に関しては、
タイトル及び内容を400字内で、
またその他コラム等に関しては2000字程度で
「メールニュース投稿」と件名に付して、
以下までお送りください。
info@kyodosinken.com
なおお送りいただいた投稿は紙面の都合上
掲載できない場合があります。あらかじめご了承ください。

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★編集部後記【やめてよね! 片親排除法制】

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ストックホルム症候群というのはDVの分野で
取り上げられたりしたこともあったけど、
連れ去り・引き離しでもあるよなあ、
というのは、裁判所やFPICで面前で
人質取引をされ、その後の面会交流で子どもが
怯えているのを見てよくわかることだ。
別居親なら一度はそういう経験をしている。
連れ去り・引き離しもDVなわけだから、それは当たり前。
どっちも男も女も加害者になるけどね。(宗像)

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