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□■  kネット・メールニュース  No.194
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「家庭裁判所に法の支配を。日弁連に人権の確立を。」

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 このメールニュースは、主に共同親権運動、親子引き離し問題
 についての情報を発信するものです。 2014年6月3日
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■今号のトピックス
1 堀尾の共同親権学19「全ての子どもが持つ、意見を聞かれる権利」
2 子どもの帰宅権を実現しよう! 6・14集会
3 応援メッセージは続くよ、どこまでも

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★白馬村・住民登録拒否裁判とは
http://kyodosinken.com/2014/04/28/kodomonokitaku_shomei/

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┣☆┫1 堀尾の共同親権学19「全ての子どもが持つ、意見を聞かれる権利」
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UNICEFの文書「全ての子どもが持つ、意見を聞かれる権利」
(Every Child’s Right to be Heard)は、
A4で180枚ほどの文書です。
その前文と第一章は、以下のようでした。

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子どもが関係する事がらに、子ども自身が参加することは、
多くの利益をもたらす。
例えば、人格的な発達、意思決定の改善、結果の改善、
強力な保護、市民性の獲得、民主主義的契約へ順応などである。
また子どもが参加すれば、当事者全員が勝利する結果がもたらされる。
子どもの参加は、乳児や小さい子どもを含めて、
全ての子どもに対して適用すべきである。

子どもの参加に反対する理由として、
世界中のどこでも、次のような理由が挙げられている。
「子どもには能力が不足している。子どもには知識が不足している。
子どもには過度の重荷となるような状況で判断する能力が無い。
子どもに発言させれば、子どもは過剰な要求を行い、
悪いことを行い、大人を尊敬しなくなるであろう。
子どもの参加は、子どもを危険な状況に置く」。

しかし、我々が20年以上にわたって学んできたことは、
こうした心配は、
証拠によって裏づけされたものではないということである。
経験は繰り返し次のことを示している。
すなわち、小さな子どもでさえも、
時間と機会を与えられれば、
自分自身の見方・経験・見通しを示すことができるだけでなく、
子どもの権利や福祉を実現する決定に、
自分の意見が良い影響を与えていることを
示すことができるのである。

子どもの権利条約の12条(意見を表す権利)は、
基本的な権利として重要である。
発言しなければ、正当な権利を主張できない。
沈黙させられた子どもは、
自分に対して行われた虐待や暴力に対して、
異議を唱えることはできない。

<子どもの意見を聞くことが重要である理由>

(1)子どもが参加することは、子どもの発達に貢献する

「子どもの意見や経験を常に尊重すると、
子どもの自己評価を上げ、認識能力を高め、
社会的技術を高め、他の人を尊敬するようになる」
とする多くの証拠がある。

(2)子どもの参加は、より良い意思決定をもたらし、
良い結果をもたらす

大人が子どものための意思決定を行うに際して、
大人は子どもの生活について十分な情報を持っているとは限らない。

(3)子どもの参加は、子どもを守る

子どもが意見を表明し、その意見が尊重されることは、
暴力、虐待、脅し、不公正、差別に対抗する強力な手段となる。
大人が子どもを守ることができるのは、
子どもに何が起きているかを知らされた時だけであるが、
そうした情報を提供できるのは、しばしば子どもだけである。

(4)子どもの参加は、市民的な社会性の発達、
忍耐、他者への尊敬などを、子どもが身に付けるのに役立つ。

意見を聞くことは、争いを解決し、
解決策を見つけ、理解を深めるための一つの手段である。
(堀尾英範)

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┣☆┫2 子どもの帰宅権を実現しよう! 6・14集会
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白馬村・住民登録拒否 
子どもの帰宅権を実現しよう! 6・14集会

延々とくり返される、連れ去りと引き離し。
子どもにとってそれは自分の住みかを奪われることを意味します。
子どもには元の家やもう一つの家(親元)に帰宅する権利があります。
今さらですが、そのことに気づいた私たちは、
この裁判を「子どもの帰宅権」を確立する一里塚としたいと思います。
結集ください!

■日時 6月14日(土)13:00~16:00
■場所 東銀座313ビルセミナールーム
(東京都中央区銀座3-13-19東銀座313ビル8F)
東銀座駅下車3分

■講演 福田雅章
(一橋大学名誉教授、国連子どもの権利委員会日本支部代表、
オウム真理教信者の自治体による住民登録拒否の問題にかかわる)  
弁護団から、堤さんから

■参加費 1000円 (支援活動の経費に充当します)

●カンパよろしく
ゆうちょ銀行
白馬村・子どもの帰宅権を実現する会
店名008 普 4523979
郵便振替 白馬村・子どもの帰宅権を実現する会
00140-9-695677

●主催 白馬村・子どもの帰宅権を実現する会
(共同親権運動ネットワークの委員会です)
TEL 03-6226-5419 
FAX 03-6226-5424
メール kodomonokitaku@kyodosinken.com

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┣☆┫3 応援メッセージは続くよ、どこまでも
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子供の福祉って、なんなんでしょうか…
すべて、大人の都合になってしまう現状に、
腹立たしく思います。
●北林麻記

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子供の帰宅権を求める活動を応援します。
●印旛一帆(大学教員)

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まだまだ集めています。
順次、kネットのホームページや
メールニュース等で紹介します。

お名前(ペンネーム、匿名も可)、肩書、メッセージを
明記の上、下記アドレスまで。

メール kodomonokitaku@kyodosinken.com

【この件に関するお問い合わせは以下】
〒186-0004東京都国立市東3-17-11.201
共同親権運動ネットワーク気付
白馬村・子どもの帰宅権を実現する会
TEL 03-6226-5419
FAX 03-6226-5424
メール kodomonokitaku@kyodosinken.com

(2)署名お願い!

署名用紙は以下から
http://kyodosinken.com/2014/04/28/kodomonokitaku_shomei/

職場や団体等で集められるという方
まとまった枚数が必要な場合はこちらから
郵送しますのでご連絡ください。

☆『子どもに会いたい親のためのハンドブック』好評発売中!】☆彡
http://www.shahyo.com/mokuroku/life/feminism/ISBN978-4-7845-1489-2.php
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先日、棚瀬一代さんがお亡くなりになった。
離婚後の共同子育てについて話題にもならなかったときに
アメリカの状況を日本に紹介したパイオニアだった。
時代が追いついていなかったが、
ずっと後に生まれたぼくたちは
まだ「『クレイマー、クレイマー』以後」
を切り開けないままでいる。
指針はずっと揺らいでいない。
ご冥福をお祈りします。(宗像)

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