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□■  kネット・メールニュース  No.243
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「家庭裁判所に法の支配を。日弁連に人権の確立を。」

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 このメールニュースは、主に共同親権運動、親子引き離し問題
 についての情報を発信するものです。 2015年5月24日
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■今号のトピックス
1 加除出版の本はもう買うな! 引き離し反動本出版
2 【イベント】子どものための共同養育を進めるために
3 話し合いせず、子どもにプレゼント渡さない…石川弁護士ら懲戒請求

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「ワークライフバランス」……訴訟弁護士の敵性語 

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┣☆┫1 加除出版の本はもう買うな! 引き離し反動本出版
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梶村太市・長谷川京子編著
『子ども中心の面会交流 
こころの発達臨床・裁判実務・法学研究・面会支援の領域から考える』
(日本加除出版株式会社 ¥3,400=税別)を読んだ。

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簡単に言うとDVや虐待という例外はあるから、
原則としての共同親権は採用すべきではないという、
専門用語で粉飾した基本屁理屈ですが、
問題なのは、こういった本が、

「今以上に精力的に働いて養育費を送金してあげるような
『かっこいいお父さん』であれば、成人になってからでも、
必ず頼られる存在となるはず。」

なんていう
今どきありえないダサい理屈で成り立っていて
それを加除出版が堂々と本にして紹介して何の疑問も持ってない、
ということです。
「専門家」に弱い編集者もここまで思考が停止しているとおめでたいです。

「家庭を顧みず」と妻だけでなくて
子どもにも愛想をつかされた仕事人間の父親なんて、
掃いて捨てるほどいるわけです。

というわけで、こういう反動本を出す
加除出版の本は今後買わないようにしましょう。
興味がある人は、kネットに1冊あるのでお貸しします。
以下、読んだKさんの感想。

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 正直「ふざけるな」という感想です。
別居親の殆どが暴力親であるかのように描き、
子どもへは裁判所の言うことを聞いていれば良いのだと言い張っている。
親の思い、子の思いを勝手気ままに決めつけ、
何としても「面会交流」の定着を阻もうとする狙いがありありです。

 彼らの感性や資質が分かりやすいのは下記に引用した
「非監護親へのメッセージ」です。
そして、この本には基本的にこの「メッセージ」のスタンスでの
「論」が並んでいます。

私たちは、子どもの奪い合いのために争っているのではありません。
離れていても親であり続けるために、
子どもの健やかな成長を願って闘っているのです。 
幼い頃に引き離され、その後の交流がないまま、
成人してから出会っても良好な親子関係が築かれるはずがないことは、
現実的にも心理学的にも明白です。
この様な文章を書ける大人たちがどのような
感性で子どもを育ててきたのだろうかと疑問に思いゾッとしました。

この本の発行は「共同親権・養育」を求める私たちへの挑戦です。
同居親と別居親との争いを固定化し、
アメリカで稼ぎまくっている「訴訟弁護士」
(堤美香著「沈みゆく大国アメリカ」)の日本版として、
もうけの領域を死守しようとしているかのようです。
こんな本は絶対に買うべきではないと考えます。

【非監護親へのメッセージ】
……筆者は、どうゆう事情か、
圧倒的に監護親側からの代理人になることが多いが、
非監護親の代理人になることもある。
非監護親である依頼者にいつも言っていることがある。
それは、親子の交流は一生継続するものであることである。
子どもが小さいときは無邪気でかわいい。会いたいというのは当然だし、
自然の情であろう。しかし、この時期に会えないからと言って、
親子関係が一生損なわれたりするものではない。

むしろ、子どもが成長し、成人になってから、
それ以降の方が、時間的にも親子の関わりは長いし、重要なのではないか。
自分の思春期(小学校高学年から中学にかけて)のことを
良く思い出してほしい。
そんなに親と一緒に定期的にお出かけなんかしたのであろうか。

 思うように面会できないとしても、
別居している子どもが経済的に困らないように
今以上に精力的に働いて養育費を送金してあげるような
「かっこいいお父さん」であれば、成人になってからでも、
必ず頼られる存在となるはず。そんな一生ものの親子関係を目指そう。
 残念ながら、すんなりと受け入れる非監護親はそういないけれど、
いずれ分かってくれると信じている。
 ※「子ども中心の面会交流」165ページより
(斉藤秀樹 弁護士・横浜弁護士会)

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この方が「圧倒的に監護親側からの代理人になることが多い」のに
「別居親から金をとってうまく引き離してくれる」
以外の理由はあるんでしょうか。

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┣☆┫2 子どものための共同養育を進めるために
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なんだかよくわかりませんが、タイムリーな集会なんでしょうか。

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子どものための共同養育を進めるために
~面会交流(養育時間)と養育費~

「養育費を払っていないのに会わせるのか」、
「会えないのに養育費を払わなければいけないのか」
親の側から見た面会交流と養育費の議論は子育てが同居親の役目、
金を払うのが別居親の役目
……「専門家」や法律家たちはそれが「立派な親」といった性別役割分業を
新しい言葉で焼き直して当事者に押し付け、
それに「子どものための」という枕言葉をつけてきました。

しかし、ステップファミリーが広がる中、
「会わせるべきか否か」「お金を払う必要があるかどうか」の
親の都合や支援者たちの考え一つで、
子どもが親を知り、親に養育を受け愛される権利は
ないがしろにされたままです。
大きくなりすぎた身体に服が合わないように
家族のありようは、単独親権制度という制度が想定する範囲を超えています。

「子どもにとって離婚とは家が二つになること」

親どうしの別れは子育ての終わりではありません。
その中で子どもを中心に据えるとはどういうことか、
子どものための共同養育支援のために
面会交流と養育費の議論で欠けていたものは。
当事者たちの実態とデータをもとに話し合いましょう。

●講演 
野沢慎司さん(家族社会学、明治学院大学教授)
「ステップファミリーと親子関係、継親子関係」

●討論「共同養育支援に望まれるもの」
・発言
藤原道子さん(弁護士)「日弁連アンケートから見えてきたもの」 
斎藤英樹さん(行政書士)「面会交流支援の実際」
小田切紀子さん(臨床心理士、東京国際大学)「同居親の側の事情」
・コーディネーター 
宗像充さん(ライター、共同親権運動ネットワーク)

✔日時 2015年7月4日(土)13:00~16:10
✔場所 国立公民館地下ホール(予定、変更の可能性あり)
 JR国立駅南口富士見通り(右斜め方向)を徒歩5分
✔資料代 800円(申込み不要。直接会場にお越しください)

■主催 共同親権運動ネットワーク
TEL 03-6226-5419  
メール contact@kyodosinken.com
HP http://kyodosinken.com/

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┣☆┫3 話し合いせず、子どもにプレゼント渡さない…石川弁護士ら懲戒請求
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先日5月14日の宗像さんの養育妨害訴訟の傍聴は30人以上が
詰めかけ、傍聴席がほぼ満杯になりました。
養子縁組をして子どもから父親を2年半も奪い、
その後も親子を引き離した養父が証言に立ちました。

宗像さん「あなたは家で子どもに何と呼ばれていますか」
養父  「パパとか、名前で」
宗像さん「私のことを子どもたちはどう呼んでいますか」
養父  「宗像さん、です」
宗像さん「あなたがパパで私が宗像さんなのはなぜでしょう」

話を逸らしたり、「それはあなたの考えですよね」
という養父の発言が目立ちました。

宗像さんはプレゼントを渡さない母親と養父の行為を知っていながら
放置し、宗像さんの話し合いの要求を無視した
石川英夫、石川さやか両弁護士を
千葉県弁護士会に懲戒請求しました。
人権擁護は弁護士の職責です。
「親権者だから」という理由で子どもの権利は損なわれるべきではない、
千葉県弁護士会の見解に注目です。(家裁監視団)

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宗像さんが、元妻とその夫がプレゼントを子どもに渡さないので
証言席の養父に子どもの入学祝を渡そうとすると、
被告側の石川さやか弁護士が「異議あり」とすごい大きい声で
言っていました。まるでドラマ。
子どもにプレゼント渡すだけなのにね。(家裁監視団)

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