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□■  kネット・メールニュース  No.264
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「家庭裁判所に法の支配を。日弁連に人権の確立を。」

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このメールニュースは、主に共同親権運動、親子引き離し問題
についての情報を発信するものです。 2015年12月4日
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■今号のトピックス
1 明日、片親疎外とDV防止、何が問題?
2 千葉県弁護士会、身内の人権侵害をもみ消し
3 イベント案内
4 相談会実施中

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親子が親子であるということ、それは人権
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┣☆┫1 明日、片親疎外とDV防止、何が問題?
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ふるって参加ください。

離婚しても子育てしよう!
片親疎外とDV防止、何が問題?

日時 12月5日(土)13:30開場14:00開始~17:00終了
□講演 山本志都(弁護士)「離婚とDV法の運用の現実」
□発言
味沢道明(日本家族再生センター)「共同養育のもとで暴力をどう防ぐべきか」
西牟田靖(ノンフィクション作家)「虚偽DVの取材でわかったこと」
□コーディネーター 宗像 充(ライター、共同親権運動ネットワーク)
参加費 1000円(予約不要です。直接会場にお越しください)
場所 東銀座313ビルセミナールーム
(東京都中央区銀座3-13-19 東銀座313ビル8F)

*「片親疎外」=両親の離別をきっかけにどちらの親も大好きだった
子どもが別居親にだけ強い拒絶反応を示すこと。
親子(あるいはその親族)が正当な理由なく
引き離されている状況全般を指すこともある。

主催 共同親権運動ネットワーク
TEL 03-6226-5419/メール contact@kyodosinken.com

一昨年、日本は「国際的な子の奪取の民事面に関するハーグ条約」
(ハーグ条約)を批准しました。
当時強力な条約批准反対運動が展開されました。
そこでの議論の焦点は、
国際離婚における子の連れ去りの防止ではなく「DV」でした。

兵庫県弁護士会は、
「日本がこの条約を批准することは、我が国において、
子どもの権利及びDV虐待被害者に対する保護として、
関係者らの多年に渡る努力によって保障されてきた水準を
著しく損なう結果になるおそれがある」と声明を上げました。

第一に守られるべきは当事者です。
施策という「手段」の是非がそこで問題とされることはありませんでした。

単独親権でありさえすれば暴力は防げるのか
虚偽DVの容認が暴力防止に資するのか
被害者は子どもから親を奪う権限があるのか
共同養育に移行した国々でDV防止は可能なのか
被害者が逃げ続け加害者はそのままなのはどうしてか
……何が見落とされてきたのか?
片親疎外の防止とDV防止、どう両立させるかが今問われています。
親子が親子であるために

●発言者プロフィール●

山本志都(弁護士)
墨東法律事務所。当初から面会交流案件に取り組み、
男女ともに離婚事例を多く手がけてきた。
立川反戦ビラ弾圧事件、横浜事件など、多くの人権裁判にもかかわる。

味沢道明(日本家族再生センター)
非暴力ワーク、コミュニケーショントレーニングなど、
性別、被害者・加害者を問わない脱暴力の次世代型援助の第一人者
日本の男性運動をリードしてきた。

西牟田 靖(ノンフィクション作家)
「捨てられる夫たち」(週刊朝日2014年9月26日)、
「『DV防止法』成立15年で急増した『冤罪DV』実態報告
(2015年9月24日週刊新潮)で親権問題、虚偽DVの問題に意欲的に取り組む。
著書に『誰も国境を知らない』(情報センター出版局、2008年)、
『本で床は抜けるのか』(本の雜誌社、2015年)他多数。

宗像 充(ライター、共同親権運動ネットワーク)
共同親権運動ネットワークを2008年に発足。
あおやぎ家族相談で共同養育支援を手がける。
本人訴訟で相手方養父の交流妨害の違法性を問う裁判に勝訴。
『子どもに会いたい親のためのハンドブック』著者。

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┣☆┫2 千葉県弁護士会、身内の人権侵害をもみ消し
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東京在住の宗像さんの人権救済申立を門前払いした件について
千葉県弁護士会の人権擁護委員会から
12月1日付で「回答書」が来ました。

「回答しない」との「回答書」でした。

宗像さんが娘さんたちに送った手紙を、元妻とその夫が渡さずに
通信妨害した件で、宗像さんは千葉県弁護士会に人権救済申し立てをし
同時に記者会見して東京新聞、千葉日報が記事にしました。

千葉県弁護士会はこの事件について理由もなく「取り扱わない」と
宗像さんに突き返してきたので、
宗像さんは理由を照会しました。
千葉県弁護士会は、協議して返事する、とのことでした。
この時点でまともな理由がなかったことは明白です。

宗像さんは元妻らの代理人が通信妨害を文書で認めて
是正しない点を上げて、元妻らの代理人で
千葉県弁護士会所属の石川英夫と石川さやかの
両弁護士も人権救済の対象にしていました。
石川英夫弁護士は千葉県弁護士会の副会長経験者です。

今回の「回答書」で「回答しない理由」は
「取り扱わない場合には理由を申立人に説明しないから」
というものです。

しかしおかしなことです。
なぜなら、であるとするなら、
宗像さんが取り扱わない理由を問い合わせた時点で、
同じ回答ができたからです。

今回の千葉県弁護士会の対応は、
不適切な事件処理に対して問いただされたため
理由を考えたが、いい理由も思いつかなかったので
身内を守るため事件をもみ消した、と考えるのが、
一連の経過から考えてもっとも合理的かつ自然な解釈です。

なお、同様の事件について
法務局は調査を進めました。

宗像さんは日弁連に同様の内容で
人権救済の申し立てをしています。

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┣☆┫3 イベント案内
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他団体のイベントです。

■http://www.haat.or.jp/article/15239650.html

セミナー「養育費・面会交流」 ~子どもたちの未来のために~

<参加無料>

日 時 : 平成28年1月17日(日) 13:30~16:30
場 所 : セントラルプラザ12階会議室(飯田橋)

会場案内地図.pdf
対象者 : お子さんがあって離婚を考えている方・ひとり親家庭の方など
>>>先着順40名(講演会、交流会とも)
問い合わせ先 : 東京都ひとり親家庭支援センターはあと
03-5261-1278
共 催 : 養育費相談支援センター

■ジェンダー法学会 2015年・第13回学術大会プログラム

http://www.tabi-go.com/genderlaw/taikai.php?page=2015.html

概要
(1)開催場所:日本大学法学部(東京都千代田区三崎町)本館
→ http://www.law.nihon-u.ac.jp/facility/map.html
(2)参加費 会員:参加費無料、非会員:プレ企画参加費無料、
大会2日間通して傍聴料1000円
(学部学生以下500円、開催校・日本大学教職員院生学部生は傍聴無料)
(3)問い合わせ先(学会開催校)
神尾研究室 メール:m-kamio@law.nihon-u.ac.jp 電話:03-5275-8569

12月6日 (日) 学術大会2日目
【ワークショップ(WS)】
9:00-11:00
C,Dおよび個別報告(10:00- )を同時並行で行います
C DV被害者の救済とその後の面会交流
――面会交流とその支援のあり方を多角的に検証する
(報告者)山崎新(クラマエ法律事務所)、
桑田道子( NPO法人FLC安心とつながりのコミュニティづくりネットワークVi-Project)、
高田恭子(大阪工業大学)、清末愛砂(室蘭工業大学)、
長谷川陽子(帝京大学)、ジェンダー法学会若手企画メンバー
(立石直子,松村歌子,李妍淑,梅澤彩ほか)
D 児童期の性的虐待被害の回復と<時の壁>
(報告者)松本克美(立命館大学)、金成恩(立命館大学)
イ・ミギョン(韓国・性暴力相談所所長)
(コメント)吉田容子(京都弁護士会)、島岡まな(大阪大学)

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┣☆┫4 相談会実施中
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kネットでは、
毎月
第一土曜 午後3時半~ @銀座セミナールーム
第三火曜 午後7時~  @国立青柳事務所

にて
交流会未参加者向けに
定期的に相談会を実施しています。
(一人につき1時間)

相談料は、無料ですが、
運営協力費として1000円いただいています。

いきなり子どもと引き離されてどうしていいか
わからない方お問い合わせください、
予約を受け付けます。

contact@kyodosinken.com
03-6226-5419

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吉田容子さんは
何年か前の日弁連のシンポジウムにて
面会交流拒否の理由についてデータを紹介するとき
「腹いせ、というのもありますが、
腹いせにも理由があるんですよね」
と理由があれば腹いせでの養育妨害という
パワーコントロールをしていいと
壇上で堂々と発表していた方です。(家裁監視団)

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