自衛官が宇都宮城址で自爆し、他の方に被害を与えた件。
被害であるとともに加害でもあり、家族の問題の多面的な側面を
象徴する出来事でしたが、マスコミは黙殺。
背景に家庭裁判所裁判官の認識不足や制度の不備、
などがあるのは明らかでしたが、議論すらされない状況に
kネットでは問題を取り上げることにしました。
事件を起こした栗原さんから、裁判官を告発するメールも
kネットのほうに届いていました。
発題するkネット、宗像。
ライターの西牟田さんは、事故直後に雑誌社に話題を提起したところ、
逆に事件をセンセーショナルに取りあげるだけの
記事が掲載された経過を紹介。
一面的な事件の扱いを指摘しました。
弁護士の古賀さん。
男女ともに結婚制度の実際について知らないまま
「頭の中お花畑状態」で結婚することが問題の根本として、
ゼクシーに民法の婚姻関係の法規の趣旨を記載するよう発言。
男性は妻が妊娠したら、即仕事を休んだほうが、いいのではと
なかなか意表をつく提案をしていました。
国立で車いすでの自立生活を営む天野さん。
障害者が生まれると離婚や宗教の問題が起こることが
多いと実態を話しました。
また、メールがkネットに来て、セーフティーネットとしての
役割を果たしていないのではなかったかと、当事者団体に
問題を提起。今後のkネットの活動でも考えるべき論点でした。
今回は問題提起がなされたのみでしたが、
今後、事件の背景などについて実態が明らかにされていくことを期待したいところです。