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□■  kネット・メールニュース  412
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「パパかママか」から「パパもママも」へ
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このメールニュースは、主に共同親権運動、親子引き離し問題
についての情報を発信するものです。 2018年7月6日
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■今号のトピックス
1 「レッドピル」京都レポート
2 選択的共同親権は意味がない
3 共同親権制度には児童虐待を抑止する効果も期待できる
4 親から引き離された移民の子どもが、生涯続く傷を心身に負うおそれ
5 溢れる愛に感動! 人気セレブたちも続々と
6 7月の松川交流会

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「ぼくたち問題のある別居親!? 週刊金曜日のデマとヘイトはゴメン!」

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┣☆┫1 「レッドピル」京都レポート
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アメリカの男性差別について描いた映画「レッドピル」

予告動画はこちら!

kネット上映会、最終回はこちら

7月21日(土)13:30上演【観覧無料】

会場: 全労連会館ホール(東京都文京区湯島2-4-4)
JR御茶ノ水駅御茶ノ水橋口徒歩8分
http://www.zenrouren-kaikan.jp/kaigi.html#08

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京都上映会のレポートです。

ダイジェスト版

6月17日父の日 The Red Pill 京都上映会


詳報

6月17日父の日 The Red Pill 京都上映会レポート

6月17日父の日 京都府立大学稲森記念会館で、
アメリカの男性運動について紹介する映画
「レッドピル」が関西で初上映されました。

今回日本で2回目の上映で、関西では、Kネット、日本家族再生センター、
親子ネット関西のメンバーによる実行委員による前月からの準備の末、
当日を迎えました。当日は早くから親子ネット関西からの
多数の当事者有志・国際福祉人権研究財団の代表も参加し、
会場準備などで、20人近くの仲間が手伝ってくれました。

会場は大学の真新しい講堂で70人ほどの集まりでした。
13時30分、Kネット宗像氏の開会の挨拶と日本家族再生センター
味沢道明さんから自己紹介ののちに上映が始まりました。

監督のキャシー・ジェイはもともとは駆け出しの演技者でしたが、
映画界の女優へのステレオタイプに幻滅して監督へと
転身した経歴の持ち主です。
フェミニズムに関わる映画から監督のキャリアを始め、
関心あるテーマにある程度納得した作品を発表した後、
ふと偶発的に男性権利運動のサイトに関心をもったことが、
この映画製作の始まりでした。字面の印象になりがちな
フェミニストや男性差別への解説が、彼ら彼女らの表情と挙動を伴った語り口、
ときに愁嘆やそれへの圧力が、人々の実際の姿で伝わります。
このような一見概念的なテーマが、映像作家の手によりリアルな
体感するメッセージとなった作品です。

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┣☆┫2 選択的共同親権は意味がない
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宗像が書いた記事です。

選択的共同親権は意味がない

選択的共同親権は意味がない

先日、某大手新聞社からkネットに別居親当事者を
紹介してもらえないかと取材依頼のメールが入った。
これまで当事者を紹介してほしいという連絡は度々あったが、
いきなりメールで依頼するということはなかったので、
メールにあった携帯番号に電話をした。というのは、
当事者の実情を広く知ってほしいという思いはあっても、
別居親への偏見もある中、紹介した当事者が傷つくような
安直な両論併記の記事になることがあるからだ。

よくあるのは、会えないのはかわいそうだと
当事者の話を紹介しておきながら、DVの場合もある、
とその後で「識者」のコメントを載せたりする場合だ。
こうなると、会えないのはその人がDVだからと
暗にほのめかしているようにも読み取れる。

こういう金太郎飴のような、
記者の悩みのかけらも感じられないイージーな記事が、大手紙には実に多い。

共同親権運動とは何か

共同親権運動とは何か

先日、京都に映画「レッドピル」を見に行ったときに、
懇親会で親子断絶防止法(共同養育支援法)について
話題にすることになった。
そのとき、関西の当事者は
「この法律ができるかポシャるか、
とにかくこれが決着つかないと運動進みませんよね」
とぼくに話しかけてきた。

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┣☆┫3 共同親権制度には児童虐待を抑止する効果も期待できる
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離婚・児童虐待関連のこの間の報道です。

(1)児童虐待への処方箋=共同親権

ハーグ条約は、子どもと両親との関係維持のための
子連れ高跳び防止のためのもので、屈辱的と感じるのは、
この方に差別意識があるからです。

■ニューズウィーク日本版2018年06月28日(木)18時50分
児童相談所と警察だけじゃない、児童虐待の防止策
https://www.newsweekjapan.jp/reizei/2018/06/post-1010.php

覚えたばかりのひらがなを使って「おねがいゆるして」
というメモを残して亡くなった東京・目黒区の5歳児のニュースの
衝撃は今でも続いています。
現時点では、児童相談所の権限を強化するとか、
転居時の引き継ぎを厳格にという議論がされています。
また、警察との連携を強化せよという声もあります。
その通りだと思います。

ですが、今回のような事件の再発を防止するには
他の制度上の対策も検討するべきだと思います。
一つは、離婚後の共同親権の問題です。
離婚後の子どもに対する親権について、日本では民法上規定がなく、
現時点では不可能とされています。
つまり親権を得られなかった側の親は、
離婚によって親権を奪われてしまうのです。

(2)児童養護施設暮らしの9歳女児が…「秋田・長女絞殺事件」の深層

西牟田さんの渾身の作品

■現代ビジネス6/20(水) 13:03配信
児童養護施設暮らしの9歳女児が…「秋田・長女絞殺事件」の深層
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180620-00010000-gendaibiz-soci&p=1

2016年6月、秋田県で9歳の女児が心神耗弱状態の
母親に殺害されるという痛ましい事件が起こった。
この事件の第一審判決を伝える記事を読んだとき、
幼い娘がいる私はやりきれない思いがした。

――
小4の長女殺害母親に懲役4年
秋田市の自宅で昨年6月、小学4年の長女を殺害したとして、
殺人罪に問われた住所不定、無職千葉祐子被告(41)の裁判員裁判で、
秋田地裁は31日、懲役4年(求刑懲役5年)の判決を言い渡した。
(中略)
判決によると、千葉被告は昨年6月20日ごろ、
当時住んでいた秋田市八橋大沼町の自宅アパートで、
長女愛実さん=当時(9)=の首を圧迫し、殺害した。
(河北新報2017年6月1日)
――

この事件を知ったとき、もう一つの思いが私の心に浮かんだ。

「父親はどこに行ったのか。父親がいなくても、
せめて親戚がいれば救えた命ではなかったのか――」

なぜこの痛ましい事件が起こったのか。その背景を追った。

(3)39歳「離婚」の親権争いに敗れた男が見た真実

親権争いと引き離しの現実について

■東洋経済オンライン7/6(金) 6:00配信
39歳「離婚」の親権争いに敗れた男が見た真実

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180706-00227742-toyo-soci

離婚後、8年間わが子に会わせてもらえず、つらい思いをした(筆者撮影)

単純計算すると3組に1組の夫婦が離婚している日本。
そこにいたるまでの理由は多種多様だ。
そもそも1組の男女が、どこでどうすれ違い、
離婚という選択肢を選んだのか。
それを選択した一人ひとりの人生をピックアップする本連載の第2回。
現代社会が抱える家族観や結婚観の揺らぎを追う。

この記事の写真を見る

「お父さんに挨拶してほしい」がすべての始まり

「離婚してから、8年間、子どもに会わせてもらえなかったんです。
本当に会えたのはつい最近なんですよ」

大地さんは、関東地方の某ファミレスで、おもむろにそう切り出した。

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┣☆┫4 親から引き離された移民の子どもが、生涯続く傷を心身に負うおそれ
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日本では面前DVが脳に影響を与えるから親子を引き離せと
週刊金曜日が主張していますが、
アメリカでは親子を引き離すと脳に影響があります。

日本の親子は特別です。

親から引き離された移民の子どもは、生涯続く傷を心身に負うおそれがある
https://www.buzzfeed.com/jp/danvergano/health-effects-parent-child-

separation-1?utm_term=.tj8oXP0Ky#.ngXzYWaKA

「何も悪いことをしていない子どもたちが払うには高すぎる代償です」。
ある児童心理学者は語る。

国土安全保障省(DHS)が移民の子どもたちを親から
無理やり引き離している。この政策が今年4月に実施されて以来、
あらゆる年齢の子ども2000人近くが親と離れ離れになっている。
医療専門家たちは、こうした子どもたちの多くが
生涯続く傷を心と体に負うおそれがあると指摘している。

米国小児科学会(AAP)によれば、
親から無理やり引き離された子どもたちを調査した過去の研究から、
ぜん息や肥満、高齢期を迎えてからのがん、薬物の乱用、発育の遅れ、
精神衛生上の問題などとの関連性がわかっているという。

AAPは、6月15日に下院共和党議員が提出した、
親子を力ずくで引き離す行為を認める移民法案に反対している。

AAPのコリーン・クラフト会長は、
「脳の構造に悪影響があり、
子どもの生涯にわたる発達が取り返しのつかない害を
受けるおそれがあります」と語る。
「移民が大きな政治問題になって久しいですが、
私たちは皆さんに、事態を注視しながら、
こうした子どもたちの健康について考えてもらいたいと思っています」

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┣☆┫5 溢れる愛に感動! 人気セレブたちも続々と
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とにかく別居親を危険扱いすれば同情が集まる日本。
アメリカの芸能人は違うみたいですよ。

溢れる愛に感動! 人気セレブたちも続々と、SNSで父の日のメッセージを発信

世界中で父の日を迎えた、2018年6月17日。
家族を大切にするセレブたちも続々と、
SNSで父親へのメッセージを発信。

ジェニファー・ガーナーは元夫ベン・アフレックへ、
またジャスティン・ビーバーは若かりし頃の父親の写真とともに
メッセージを発信。セレブたちの家族愛溢れる写真の数々は、
見ているだけでほっこりと幸せな気分に!

もっとも注目を集めたのが、
2015年に俳優ベン・アフレックとの離婚を申請した
ジェニファー・ガーナーによる投稿。
離婚後も共同親権を持ち、ベンとともに3人の子どもを育てる
ジェニファーは、父親としてのベンを賞賛。

「あなたの視線、あなたの愛を受ける子どもたちは、
とってもラッキーだわ」というメッセージとともに、
ベンの写真をアップ。破局してしまったものの、
両親としてお互いをリスペクトするふたりの関係に、感動の声が続出した。

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┣☆┫6 7月の松川交流会
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曜日を変更しました。

日時 2018年7月13日(金)【*曜日変更注意】
19:00~21:00
場所 長野県松川町社会福祉協議会相談室
長野県下伊那郡松川町元大島2965-1
http://matsukawa-shakyo.net/info.html
参加費無料 直接会場にお越し下さい

『引き離されたぼくと子どもたち -どうしてだめなの? 共同親権』
『子育ては別れたあとも -改定版・子どもに会いたい親のためのハンドブック』
発売中

【★現在の読者数 846人】実子誘拐、親子引き離しの違法化を

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なんだかものすごい量の共同親権がらみの報道が出ている。
親子断絶防止法についてまじめに議論しているのはダサい?(宗像)

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