離婚後の共同親権を検討=千葉法相
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201003/2010030901028
(時事ドットコム)
千葉法相が、共同親権について語った様子は、
衆議院TVの動画が、
以下のリンクから見れます。
http://www.shugiintv.go.jp/jp/video_lib3.php?deli_id=40226&media_type=wb
>馳浩(自由民主党・改革クラブ)
というリンクをクリックして、
17:30くらいから、
共同親権の話題になります。
千葉大臣が共同親権について、
検討する意向を、表明しました。
政府が共同親権について議論することになるのならば、
それはとてもよいことだと思います。
ただし、
法改正に向けては、
あくまでも検討する意向を示しただけ、
ともとれます。
また、
法律を変えただけでは、
子どもの最善の利益に適うような共同養育ができる社会が、
実現できるとも限りません。
夫婦が離婚したとしても、
子どもが双方の親から養育される社会づくり、
が大事な目的です。
法務省内での議論が、市民の意向とズレがないように、
共同養育が実現できるような社会の意識づくり、
が大切なのではないでしょうか。
むしろ、
今回の千葉法相のコメントとして、
特筆すべきは、
「子どもの最善の利益を考えたとき、
どちらの親も、子の親として接触できることが大事だと思う」
と、
現在の日本の法務大臣が、
はっきりと明言したことにあります。
どちらの親も子の親として接触できることが、
子どもの最善の利益となるのであれば、
現在の家庭裁判所の審判で出している、
わずか月に1回、もしくは2ヶ月に1回に2~3時間、
(場合によっては年に3回、ひどいケースでは面会謝絶もあり得る)
といった極めて貧困な面会頻度の決定は、
早急に見直されるべきなのではないでしょうか。