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□■ kネット(共同親権運動ネットワーク) メールニュース
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◆― No.22 ――◆
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このメールニュースは、kネットが主に共同親権運動、親子引き離し問題
についての情報を発信するものです。 2010年7月28日
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■今号のトピックス
Ⅰ.7・24「共同養育の日」大盛況のうちに終了
Ⅱ.kネットから
Ⅲ.イベント案内
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┣☆┫Ⅰ.7・24「共同養育の日」大盛況のうちに終了
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(1)7月24日「共同養育の日」大盛況のうちに終了
早稲田大学で開催した「共同養育の日」の集会
「共同養育で私たちが実現したいもの」は
50人近くの参加者で狭い開場が人であふれました。
第一部の講演では弁護士の後藤富士子さんが、
親権者をどっちかにしなければいけない
単独親権制度は夫婦同姓の強制と同じで憲法違反。
家裁の調停委員の力量や裁判官の面会交流への姿勢は
以前のほうがずっとましで、子どもを拉致して会わせず、
DV法を悪用したり人身保護命令をすぐに出しながら、
裁判所が親権を剥奪する現状を裁判の中で変えようとしている
と自身の弁護士としての体験に即したお話をしました。
ご自身もフェミニストと認識してきた後藤さん、
昔は女性が親権を取れない現実があったので、
親権を譲る代わりに面会交流を保障させてきた。
現在の離婚案件にかかわる女性弁護士には、
女性が男性が持っていた権力を握る意図で弁護をしている人がいて
単独親権が望ましいと考えているが、それは
男女共同参画のかけ声とは矛盾しているのではという指摘をしました。
他方、離婚に際し自身のそれまでの婚姻生活の総括を
しないままに別れて会わせてもらえないと嘆くのは自業自得と、
当事者に向けても耳の痛いメッセージを発していました。
第二部では、親に会えず祖父母に育てられ、自身はシングルマザー
として子育てをしてきたよしだよしこさん、
中学生のころ別れた親に自由に会えていて今はひとり親支援を
している野口久美さん、離婚後、以前の妻の隣に住み、
自分の子どもと妻の新しい夫との間の子ども両方に関わりながら
共同養育をしてきた溝田幸さん、それぞれの立場から
発言がなされ、フロアからも活発な質問がなされました。
発言者からは、
「母親からは、20歳まで子どもが会いに行くのは義務だと
言われていた」、「別れた妻と隣同士で住んで葛藤はあったが
子育てをするのは当たり前のこと」など自身の体験を振り返って
の意見が述べられていました。
(2)「共同養育を広げよう」賛同メッセージ
歌手のよしだよしこさんのミニコンサートの後、
共同養育を広げるアピールを親子ネットNAGANOの堤則昭さん、
息子と会えなくなり、娘とともに昨年親子の日の写真撮影をした
中島真紀子さんが、それぞれ発言しました。
早稲田大学が母校の下村博文衆議院議員は、今年中の法案提出に向け
準備をしていると積極的な発言をしました。
賛同メッセージは以下のブログにアップしています。
http://ameblo.jp/kyoudouyouiku/
いくつかを紹介します。
●私と妻は、親子というテーマで写真の撮影を開始して以来28年目となり、
今まで2000組以上の親子に出会ってきました。
生まれてはじめて結ばれる「親」と「子」という人と人の関係をしっかり見つ
めることが、私たちの社会を形成する上で非常に大事であることを実感し、
8年前に、「親子の日」を制定いたしました。
その後、友人達やメディアや企業に呼びかけ、少しずつ「親子の日」が認知さ
れるようになってきました。
当たり前のことですが、つい見落としがちなこと。それは、それぞれの親子は
それぞれにユニークで、その関係もユニークということ。だから、子育てや共
同養育と一概にいっても、正解はなかなか見つからず、自分にあった関係性
を探すのも非常に困難で、模索するのに長時間を要します。
8年目を迎えた「親子の日」は、共感者の輪が静かに広がっていますが、まだ
まだ未熟です。これからも、いろいろな形の親子と一緒に、「親子」の距離が
近づく為のソーシャルなアクションを継続して行きたいと思っています。
「親子」という人と人の関係が、経済的な判断や法律的な不条理から自由に
なれることを願っています。
ブルース・オズボーン&井上佳子(親子の日普及推進員会)
●私は『子供は親を選んで産まれてくる』という考え方です。
親同士は別々の道を歩くことになっても、
子供のその気持ちは変わることがないのだろう!
三上 寛(歌手)
●離婚しても、親子は親子。
それを守り抜くのが、親の義務であり、子どもの権利。
田中秀明(ファーザーズウェブサイト 主宰)
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┣☆┫Ⅱ.kネットから
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(1)「子捨てを奨励」する最高裁に申し入れ
日本の裁判所は、子どもへの関与を諦めさせることで
毎日毎日、親に子捨てを斡旋し、無理だとわかると
片方の親の親権強制的に奪う場所です。
その結果、
子どもはだれとでも会えるのに、自分の親とだけは会えない、
親であるがゆえに、子どもと月に一度2時間しか会えない
という奇妙な現象が日本の家裁を中心に全国に蔓延しています。
最高裁は未だ親の権利の固有性を認めません。
無責任な親ほど裁判所に歓迎されます。
いつまでこんな法運用を続けるのでしょう。
この現状を最高裁に直接伝えて運用の改善を促します。
■最高裁前宣伝、要請
日時 8月24日12:00~13:00
場所 最高裁前(地下鉄永田町下車)
(2)地方での実践講座の開催
東京で開催してきた実践講座を、地方でも開催します。
自分のまちでも開きたいという場合は、ぜひ声をかけてください。
■「離婚後の親子関係について
面会交流・共同親権の傾向と対策」
日時 8月28日
13:30~16:30講座
18:00~21:00相談会(離婚後に子どもと会うのが
難しくなっている方)
場所 千葉県印西市文化ホール大会議室
講師 宗像充(共同親権運動ネットワーク)
参加費 1000円
主催 kネット
(3)kネット事務所休業のお知らせ
8月4日~9日、11日~16日は、
夏休みとしてkネット事務所を休業いたします。
この期間の相談等は、事前にお問い合わせください。
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┣☆┫Ⅲ.イベント案内
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他団体のイベントも含めて紹介しています。
■講演会/「離婚」前を向いて歩き続けるために!
『子どものいる夫婦が離れて暮らすとき考えなければならないこと』
日時 8月21日13:30開場、14:00開始
場所 半田市市民交流センター(愛知県半田市広小路町90番地
クラシティ半田3階)
講師 小田切紀子(児童相談所心理判定員、
スクールカウンセラーなどを経て、現在、東京国際大学人間社会学部教授。
心理学博士、臨床心理士)
・第1部(14:00~) 「基調講演」と子ども立場の当事者による「子どもの想い」
・第2部(16:00~) -質疑応答-
<休憩>
・第3部(17:30~) -親睦交流、情報交換、食事会- (~20:00)
定員 申し込み先着順50名(1次締切 7月30日、2次締切 8月8日)
参加費 第1部、第2部までご参加/1,500円
第1部から3部までご参加/3,000円
参加方法はメールにて、
MAIL:freetalksession_chubu10@mail.goo.ne.jp
■最高裁前宣伝、要請
日時 8月24日12:00~13:00
場所 最高裁前
■「離婚後の親子関係について
面会交流・共同親権の傾向と対策」
日時 8月28日
13:30~16:30講座
18:00~21:00相談会(離婚後に子どもと会うのが
難しくなっている方)
場所 千葉県印西市文化ホール大会議室
講師 宗像充(共同親権運動ネットワーク)
参加費 1000円
主催 kネット
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送付が不要な方はお知らせください。
■ 編集部より
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事務所を開設して半年。毎日のように問い合わせの電話が入る。
以前は離婚案件として処理されていたものが、事件になり引き離しが伴う。
子どもの養育の視点がなかった離婚紛争。
こういう状態にそろそろ道筋をつけていく必要があるだろう。(宗像)
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