共同親権運動ネットワークは共同養育・面会交流を促進するための動も行っています。
現在は、kネットから支援業務を引き継ぎ、
社団法人「共同養育センター つむぎ」が支援を担っています。
離婚や別居によって親どうしの関係が難しい場合は
親どうしの関係を調整し共同養育や面会交流(ビジテーション)が可能なようにサポートします。
子どもと双方の親にとってよりよい面会交流を実現するために、
スタッフが事前の相談を双方の親、必要であれば子どもとした上で、面会交流に望みます。
お互いの取り決めがあることが前提です。
スタッフとのご相談に関しては、「相談」の項目をご覧ください。
支援内容については以下のようになっています
1.連絡代理
係争中や保護命令中、どちらかが直接連絡をすることを望まない場合は、
連絡は当センターが仲介し連絡をとることになります。
双方に信頼関係ができている場合はこの限りではありません。
2.受け渡し
基本的に受け渡しはスタッフが仲介します。
双方に不信感のある場合は慎重を期し、 受け渡しの際に指示させていただきます。
*連絡代理・受け渡しのみを行うサービスも行っています。 (この場合は別料金となります)
3.面会交流支援
場所は共同親権運動ネットワークの事務所を利用できますが、
合意内容によっては他の場所にも出向くことが可能です。
スタッフは面会交流に立ち会い、安全に配慮した上で見守ります。
つきそい時の状況は、記録した上で双方の親ごさんにお渡しします。
料金 *生活にお困りの方は事前にお問い合わせください。 通常の価格から割引致します。
事前相談 3000円/1時間 1時間を超える場合は1時間毎に1000円の加算
連絡代理 2000円/1回
受け渡し 6000円(交通費は別途いただきます)
面会交流支援 12000円/3時間 超過1時間ごとに2000円 (交通費は別途いただきます)
平行養育と離婚後の共同子育て
離婚後に相手との関係に困難を感じるのは双方の親ともに同じです。
だからどちらかの親が子どもを見るしかないと考えられてきました。
親権も一方に委ねられます。
子どものことで双方が冷静に話し合え協力できればそれに越したことはありません。
でもそれが当事者どうしで難しい場合、それぞれの親のもとに子どもがいる場合にのみ、
子どもの養育の責任を持つ平行養育なら、親どうしの関係が非関与的でも共同養育は可能です。
私たちは第三者として、当事者間の関係の調整や子どもの受け渡しの仲介を行いながら、
子育てについての協力ができる環境づくりのお手伝いをします。
親どうしの関係の如何にかかわらず、
双方の親と接し親を知ることで納得していくことは子どもが成長するにおいて必要なプロセスです。
共同養育と面会交流
最初は別れた相手に不信を持っていても、定期的に面会交流を続けることで面会交流がイベントではなく、
それぞれの親と子どもにとって、日常生活の一部となっていきます。
また、子どもの成長につれて子どもの意向を取り入れながら
時間や頻度、方法を決め直していく柔軟性も求められます。
財産は分けられるけど、子どもは分けられないから養育時間を分ける。
面会交流が定着し、双方の親が十分な養育時間を持つようになり、
子どもがより自由に双方の親との時間を過ごせるようになれば、
自然な共同養育が可能となっていくでしょう。