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□■ 共同親権運動ネットワーク(kネット) メールニュース
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◆― No.32 ―◆
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このメールニュースは、主に共同親権運動、親子引き離し問題
についての情報を発信するものです。 2011年1月4日
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■今号のトピックス
1.新春の報道
2.イベント案内
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あけましておめでとうございます。
2008年3月に国立市での陳情採択をきっかけに
はじまった共同親権運動、今年で4年目に入ります。
法的な地位の差別を容認する単独親権制度への
私たち別居親の問題提起は
さまざまな立場の人と話す中で、片親疎外だけでなく
暴力、ジェンダー、家族の形、個々の生き方の自由を疎外する
民法や戸籍の問題へと議論を広げながら、
法改正への新しい視座を提起してきました。
昨年はアメリカ議会で日本非難決議が挙げられるなど、
国際的な子の連れ去り問題についての
各国からの圧力が日本政府にかけられました。
また、子どもの権利委員会が民法上の連れ子養子規定
(単独親権制度のため温存)を指弾して、
勧告を出す事態にも至っています。
子どもの貧困問題や社会的養護、子どもの虐待への対応が
政治的課題として取り上げられる中、
片親疎外を放置したまま、これらの問題の解決を
進めれば社会的な不公平感を生み
矛盾が広がるばかりです。
年末に片親疎外についてのワークショップで
多くの市民と意見交換できたのは私たちにとっては
原点に戻るよい機会でした。
運動の仲間たちも、会えるようになった人、
裁判所に通っている人、会えているけど途絶えがちな人と
直面する問題もそれぞれ変わってきています。
もちろん、会えないままの人も多くいます。
今年を法を変えることで
親子の交流が社会的に当たり前のものとする
「共同養育元年」とするために、
kネットは引き続きわいわいと
ちょっぴりまじめに活動を進めていきたいと思います。
事務所は1月4日から開設しています
7日まで10時~16時(10日以降は通常の運営)
2月には総会を予定しています。
今年もよろしくお願いします。
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┣☆┫1.新春の報道
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読売新聞では元日からの連載(大阪版)で
「いてくれてありがとう 親子物語」で
さまざまな親子の形を紹介しています。
第一回目では「離れていても一生父 離婚の向こうに」
と題して面会交流について取り上げています。
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/osaka/news/20101231-OYT8T00703.htm
関東の別居親について扱うマスコミ報道は
裁判所や片親疎外を容認する団体からの
圧力が報道機関にかかるため
この問題を扱うことに萎縮していますが
地方の報道機関は意欲的に問題を取り上げ続けています。
共同親権運動や片親疎外についての各地の情報は
「共同親権ニュースドットコム」へ
http://kyodosinken-news.com/
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┣☆┫2.イベント案内
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他団体のイベントも紹介しています。
■親子交流くにたち定例会(自助活動)
日時 1月6日(木)19:00~
場所 スペースF(東京都国立市中3-11-6)
参加費 1000円
問い合わせ 042-573-4010
(共同事務所ですお呼び出し下さい)
■kネット相談日(第2、第4木曜日)
日時 1月13日、27日18:00~21:00
場所 kネット事務所
料金 1時間2000円(1時間超は1時間毎に1000円)
問い合わせ 03-5909-7753(共同親権運動ネットワーク)
*相談日以外でもご予約の上、相談を受け付けます。
■kネット交流会(毎月第4土曜日)
日時 1月22日(土)13:30~16:00
場所 kネット事務所
参加費 500円
主催 kネット
問い合わせ kネット
■女のグループワーク/男のグループワーク
日時 1月8日、2月22日、3月12日
場所 kネット事務所
料金 2000円
ファシリテーター 味沢道明(日本家族再生センター)
主催 日本家族再生センター
問い合わせ kネット
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このメールは、ホームページで購読申込みされた方、
kネットにお問い合せいただいた方、名刺交換をさせていただいた方、
kネットメンバーと交流をいただいている方、
kネットのセミナーに参加された方、
お世話になっている方にお送りしています。
送付が不要な方はお知らせください。
■ 編集部より
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昔から思っていたけど、ハーグ条約当事者の別居親は海外にいるわけで、
もちろん別居親という面では同じ立場なのだけれど、自分たちのために
その人たちのことをことさらに取り上げるというのも、なんだか
「ためにする」議論という気がする。もちろん、逆の立場でそうする
のも同じこと。仮に日本にいる邦人保護の文脈でこれらを議論するなら
条約加盟「反対」や「慎重」を求めるのではなく
ハーグ条約からの脱退を各国政府に求めるのが筋道ということになる。
どの立場の当事者の苦しみがより軽いとかそういうことじゃない。
いずれにしても、さまざまな当事者たちの苦悩とは別に、
いろんな意見が出てきたのは問題がそれだけ大きくなったということ。
今年も賑やかやかになりそう、ね。(宗像)
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